国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自身   光龍

 僕は、14歳で、趣味はテニス、ネットサーフィン、映画鑑賞で、身長170センチ、体重は53キロ、好きな教科は社会で苦手な教科は国語、好きなスポーツはテニスだ。しかし、こんな風に説明しても、僕自身について説明したことにはならない。例えば、マクドナルド自身とは何なのだろう。モスバーガー自身とは何なのだろう。ハンバーガーが安いだとか、品質が良いとか、他のものと比べたりしないと、僕自身とは分からないものなのだろうか。それとも、オーストラリア産の牛肉を使っているなどの、比較では測れないもので説明するのだろうか。
 確かに、客観的な指標は大切だ。そのことによって、人間には目標ができるし、努力もできる。僕は、このあいだのテストで英語の偏差値が60をきってしまった。英語の偏差値がいつも60以上だったこともあり、あまり勉強しなかったことが原因だと思う。しかし、苦手な理科の偏差値は初めて70を超えた。これは、理科への努力を怠らなかったということの、結果だと思う。理科では、ここに書けないような悪い偏差値をとったこともある。だからこそ、努力を怠らなかったのだ。親からは、○○くんの点数より低いじゃない、などと言われるが、こうやって目標が作られていくのだと思う。僕は、このあいだ、200m走のタイムを計ったのだが、200mが31秒という自己ベストのタイムを叩き出した。200m31秒切りという目標をクリアしたので次は、30秒切りという新たな目標へ向けて頑張ろうと思う。 
 しかし、同時に、人間には他人との比較では測れないものがある。世界中の人々一人一人は夢を持っている。だが、その夢は他の人から見たら、笑われるような夢かもしれない。しかし、その夢があるから、自分が生きているのではないのだろうか。アインシュタインやエジソンは、ひたすら夢を達成するために努力を続け、その結果相対性理論や、電球を作るなどの、僕達が達成できないような偉業を成し遂げたのだ。エジソンは小さい頃、なぜ1+1=2なのか、と先生に質問し先生を困らせたらしい。しかし、これは他人との比較では測れないほどの、天才の証だったのではないのだろうか。
 このように、人間には、他人との比較の中で評価される自分と、自分自身の物語の中でわかる自分とがある。確かに、客観的な指標をされて、目標ができて努力をすることも、自分の夢へ向けて、人に何を言われようが頑張ることも大切だ。しかし、最も大切なことは、その2つの良い点を合わせて、たくましく自分の人生を歩んでいくことなのではないだろうか。

   講評   tama


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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