国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   好きだったら得意になる   おへふ

 私の好きな勉強は体育だ。授業を見て聞きながらノートに書くのは眠たくなるから嫌いだ。私自身、運動神経が悪い方ではない。運動会で、リレーの選手だってやっている。だからといって、他の国語や算数の勉強が不得意なわけではない。むしろ成績は良い方だと思っている。それなのに、どうして体育を好むのか。無論、ノートと向き合ってばかりでは眠くなる、というのもあるが、それ以外にも理由はある。体育は私にとって、一番遊びに近いのだ。走り、投げ、跳び、蹴り、転がり、回り。これらの動作は体育にあり、遊びにもあるのだ。だから、授業というよりも、遊んでいるという意識の方が強いであろう。そのため、私のような遊び好きは体育の授業を好むというわけだ。
 この前、三学期の終わりということで、バスケットボールとサッカーのテストをした。バスケットボールは、一分の間にどれだけゴールにボールを入れられるか、サッカーはコーンの間をグネグネと蹴っていくという、分かりやすく簡単なテストだった。その時の気持ちは、まるで授業を休み時間に変えてもらい、クラス全員で遊んでいるような気持ちだった。体育のある日は学校に行く楽しみが増える。そりゃあ授業より、遊びの方がだれだって良い。今日は遊びがある!と思えば学校だってもっと楽しく感じる。体育を遊びと考えれば、めんどうくさくて眠くなる、つまらない授業から、楽しい遊びに解放されたという感じだろうか。
 私がもう一つ好きな勉強がある。それは、国語の中の図書だ。私は読書が好きで、本が大好きだ。だから、たくさんの本に囲まれる場所、図書室はいるだけで心が和む。この図書も体育と同じで、私にとって、勉強ではない。遊びだ。本を読むのは、少しも苦痛ではない。むしろ、自分から進んでする。その大好きな読書が、普段の授業の代わりにあると思うと、学校が楽しく感じてたまらない。そんな遊びのような教科が二つもあるのだから。
 私が、体育や図書の授業が好きなのは、遊びに近いからだと分かった。遊びに近いと好きで、どんどん進んで取り組むようになる。まるで、好きこそものの上手なれだ。好きだから、どんどん得意になる。得意になるからといって、遊びなのだから、嫌いにはならない。好きな勉強というのは、得意な勉強だと思う。得意だから、好きになる。つまり、全て好きだったら、全て得意になる。その反対も言える。好きな分得意になって、得意な分好きになるのだ。私は、好きで得意な勉強を増やしていきたいと思う。

   講評   sumomo


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