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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学者の努力   プリヤ

 今までのでき上がった科学の理論とか解説とかにこだわりすぎてすべてをそれにのっとって考えるという傾向が強すぎますと、新しい発展が起こらなくなります。古いものにとらわれずに新しい見方をする、あるいは「逆転の発想」という言葉がありますが、そういう考え方をしていると、案外そこから面白い発展が起こるのです。これは、科学者でなくいぇも、一般の方々が広く眺めている観察、あるいは考え方からもみな同じ事情が生まれるはずですし、そういう点から皆さんが日常観察しているものから、新しい科学の目が生まれる、ということも十分にあり得ることだと思います。そういう意味でも、皆さんの自由な観察力や、考え方から思いついたことをどんどん科学者や科学界にぶつけていきますと、それは皆さんにとってもたいへん楽しいことですし、科学者にとっても楽しいことになるはずです。私はこの長文を読んで、科学の理論や解説が一回以上かわったということを知ってちょっとだけびっくりした。なぜびっくりしたかというと、私は科学の理論や解説がかわるのは一回だけだと思ったからだ。私は長文を読む前から、ウェゲナーと大陸移動説のことは知っていた。
 私は学校の理科の授業で地球のことを習っている。私は地球のことで一番最初に習ったことは、ウェゲナーの大陸移動説のことだった。私は今はきょうりゅうや化石のことを習っている。きょうりゅうや化石のことを習っていても、まだ時々、大陸移動説の話にもどったりする。私の学校では、大陸移動説について、小さなテストがあった。私は大陸移動説に少し興味を持っていたので、しんけんに授業を受けていたら、テストで高い点数が取れた。私は授業中によく、大陸移動説のことを聞くので、聞きあきてしまった。英語だと、大陸移動説は、コンティネンタルドリフトという。この学説の中に出てくる大きな大陸の名前はパンジアで、それが二つにわかれ、その二つがまた小さくなっていったという説が大陸移動説だ。今、私は大陸移動説より、きょうりゅうや化石の方が興味を持っている。
 私の今の授業と母の昔の授業はちがうことがいろいろある。第一に、授業でやることがちがう。例えば、母は理科の実験をよくやったらしいが、私は実験をほとんどしない。第二に、社会では、いろいろなところに見学をしにいったらしい。私は社会で、メモをとることしかしない。第三に、母は道徳と家庭科の授業があったそうだ。私は家庭科は少しだけやるが道徳の授業は無い。私は、自分の授業より、母の授業の方が楽しいと思う。
 私はこの長文を読んで、今日の科学の理論と解説があるのは、昔の科学者達が何人も努力したからだということがわかった。私ももう少し自分の身の周りのことを観察してみようと思った。

   講評   hira

  なんと、ウェゲナーの話を授業で勉強していたのですね。学校で学ぶと言うことはこの長文のように今までの貴重な知恵を知ると言うことなのですね。ブリヤさんもエジソンのように好奇心旺盛だからきっと面白い観察が出来ると思いましたよ。
第一段落 ◎ 要約
大事なところを落とさずに要約できました。全体の四分の一ぐらいの量を目安にすると良いですね。長文を読んで印象に残ったことを記したのはいいな。
第二段落 ◎ 体験実例 ● たとえ ○ その人らしい会話
 頑張ってよい点数をとれたなんてすごいな。興味を持つって大きな力になりますね。今は興味が進んで恐竜の化石に感心があるのですね。ブリヤさんは探求心があるのだなあ。たとえをどこかに入れておこう。
第三段落 ● 前の話聞いた話 ◎ ダジャレ表現
 お母さんの時代の授業と今の違いを教えてもらったのは面白いな。ブリヤさんは机の上の勉強だけでなくいろいろ見学したり、試してみる体験ができる授業がいいなと思ったのですね。
第四段落 ● ことわざの引用 ● わかったこと
 わかったことがしっかりまとめられました。
※表記 科学者でなくいぇも→   きょうりゅうや化石の方が興味→化石の方に興味を


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