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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   さまざまな角度から   ぴあのん

普段私たちは、コインを「丸い」とか「玉」という球形ではく、円盤形であると承知の上でコインを丸いものと見なしている。コインを机の上に置いて見下ろすと丸く見えるからだ。しかし、水平方向から眺めれば明らかに薄い長方形に、又は短い棒状に見えるはずだ。だがものは試しに「コインは長方形だ。」という文を口に出して言うと、何故かとても違和感がある。また、枝から離れた果実が地面へ落ちるのを目撃した時、単に「りんごが地面へ落ちた」と考える。でも、「りんごに向かって地面が突進した」とも考えられなくない。レトリックとはこのように多角的に考え、かつ多角的な言葉によって表現してみることである。私は普段から見ている角度ではなく、物事を様々な角度から見るのは良いことだと思う。
そう思う第一の理由は、さまざまな角度から見た方がそのものの真の姿がわかるからだ。人の性格を見るときにも、そのような事がいえる。私のクラスに極端にマイペースな子がいる。教室を移動する時や技術の作品を仕上げるのもいつも一番最後で、皆にあまり好かれていない。

   講評   onopi



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