創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分らしさ   ゆっぴ

 「○○ちゃんって面白いよね〜」
私の友達の○○ちゃんはいつもみんなにそういわれている。その子の長所はみんなを笑わせることができるところだと思う。友達や自分以外の人の長所は見つけることができるのに、自分の長所というものは見つからない。昔、母に「ゆうちゃんはがんばりやさんだね」っていわれたことがある。それが私の長所かもしれない。しかし、自分ではよく分からない。逆に、自分の短所はすぐに言える。私の場合は、家ではすぐに怒ってしまうことだ。
 確かに、短所を克服することは大切だ。例えば私は、数学が苦手だが、問題集や教科書を見ながら自分の特に苦手なところを一つ一つ克服していったことによって、テストの成績も徐々に上がってきた。自分の短所も同じように、徐々に治していくことによって、自分のイメージアップにつながっていくのではないだろうか。
 しかし、自分の長所と短所というものは、自分自身を表しているのだから、両方大切においておくべきという考えもある。自分自身は、その長所と短所でできているのでどちらかがかけてしまったら、その人らしさがなくなるかもしれない。例えば世の中にはたくさんの発明家がいる。その中でもエジソンは、その頃の人から見たら、「変わり者」だったという。「変わり者」という短所がエジソン自身を表し、そしてまた、「変わり者」という短所があったからこそすごい発明ができたのかもしれない。
 短所を克服することも、長所と短所をそのまま大切においておくことも、自分自身を磨くには大切なことかもしれない。しかし、もっとも大切なことは、世界中どこを探しても一人しかいない自分の「自分らしさ」をどう発揮していくかということだ。自分らしさを探るために短所を克服したり、そのままおいておいたりしていろいろなことをしていくことが大切だと私は思う。
 これからは、自分のどこが悪いなどをただ単に見つけるのではなく、自分らしさを極めるには、どうすればよいのかということを自分で考えていけたらいいと思う。そして、いつか自分らしいと感じることが出来たらいいと思う。

   講評   inoko

 ゆっぴさん、こんにちは。
自分の長所と短所。短所はすぐにいくつも頭に浮かびますが、長所というのは見つけにくい。人から言われて初めて自分の長所に気づくということもあるくらいです。一方、短所にはコンプレックスを抱いていますから、とても気になるし、何とかしたいと思うものです。でも、他人から見れば、短所だと思った点が長所だったということもあるかもしれない。いろいろな性格の人間がいてこそ私たちの社会というのはおもしろくなると考えれば、短所も必要であると考えることもできますね。ゆっぴさんが書いている自分らしさを極めること。短所のみを極めるのは困ってしまいますが、自分の短所をも魅力に変えていけるような生き方を究めるというのもおもしろいかもしれませんね。



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