国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ぼく   柏もち

 (書き出しの工夫)「よし、今年こそは・・・」
ぼくは四月七日に六年生になって目標をたてる。それは「今年こそ健康で過ごす」という目標だ。五年生でもぼくはこの目標をたてた。その理由は一年に一回づつは学校と塾を休んでしまうから休まないようにしようと思って、この目標にしたのだ。
 (体験実例)ぼくは六年生になって目標をたてる。その目標とは「今年こそ健康で過ごす」だ。なぜこの目標にしたかというと、学校や塾を一年に一回は休んでしまうからだ。休んでしまう理由はただの風邪のときと便秘で吐いてしまったりしてしまうからだ。風邪は一年に一回もならない。だが便秘で吐いてしまうのは一年に一回はやってしまう。夜にトイレで目を覚まして用を足すと少しお腹が痛くてお母さんに言うのだ。すると洗面器にキッチンペーパーをしいてくれるのだ。ぼくは食べすぎて食べたものを吐くというのはめったにない。気持ち悪くなるのは、だいたいいつも夜なので食べ物は出ない。しかしそのかわり胃液が出てのどが引き裂けるくらい痛い。胃液の色は(たとえ)まるでリンゴジュースのような色だった。ぼくはこの嘔吐を去年もやり今年の一月にもやり三月三十日にもやった。もうこんな苦しいことにならないように気をつけている。
 お母さんの似た話は、六年生の時のサッカーの話だ。子供のころおてんばだったお母さんが六年一組の女の子を集めてサッカーチームを作った。ライバルだった六年二組のチームに勝つことが目標だった。毎日、六年一組のチームで放課後に練習をしていた。サッカーの得意な男の子に練習を見てもらっていた。ランニングしたり、パスの練習をしたり、ドリブルの練習をしたり、シュートの練習をしたり、いろんな練習をしていた。お母さんは「打倒二組!!」を目標にして、毎日毎日楽しく練習した。試合の結果は引き分けだった。その後も、卒業するまで「打倒二組!!」が目標だった。でも、なんで二組がライバルだったのかは、覚えていなかったそうだ。
 (一般化の主題)ぼくは嫌な経験から目標をたてるが、そうでない人もいるのである。

   講評   naruko

私の娘も少し自家中毒の気があるんですよ。年齢とともに症状は軽くなるらしいですが、ストレスをためないことが大事だとか…。柏もちくんも、疲れすぎないように気をつけてね!
◆第一段落
 書き出しの工夫がうまくできましたね。去年は達成できずに悔しい思いをしたのかな…?
◆第二段落
 前半の三文は、第一段落とだぶるので省きましょう。「休んでしまう理由は…」から書き出したほうが、話の流れが明確になります。たとえの表現が入れられましたね。たぶん、味のほうもちょっとリンゴジュースに似ているのでは…。(苦笑)
◆第三段落
 お母さんは目標をたてたことで、毎日の練習がより楽しくなったのですね。もし目標をたてていなかったら、練習にも気合が入らなかったかもしれませんね。
◆第四段落
 目標のたて方について分かったことが書けました。「そうでない人」の目標のたて方もお母さんの話から導いて説明できるといいですね。そして最後に「たて方は人それぞれだが、人間にとって目標をたてることは…である」という形でまとめてみましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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