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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   悪を善に変える   まーたん

 ごみ…今世界にはゴミが溢れている。中には自然に恵まれた沢山の緑に囲まれた国もある。しかし、ゴミに埋もれて捨てる場所もなくなってきてしまった国が数多くある。昔から比べてみても今のほうがゴミの量は多いと思う。そしてゴミはどんどん増えていった。その結果「環境破壊」を起こしてしまった。ゴミを燃やした事で二酸化炭素が発生し、それによって地球温暖化を起こしてしまったのだ。これは大問題だ。今、人間は「リサイクル」をしよう!と心がけている。紙を再利用して作ったもの、ペットボトルを再利用して作ったものを最近店でよく見かける。このような私はごみのように、いらないものでも生かせるような発想を持つ人間になりたい。そのためにはどうしたら良いのだろうか。二つの方法が考えられる。(生き方の主題)
 まず、第一の方法は個人個人が心がけてできることはどんな物事でも物事の良い面を見るように心がける事だ。その中で人間関係の事を話にあげることができる。人は沢山の性格の人がいる。中には悪いところばかりの友達もいる。私の部活では仲間に少し自分に都合の悪い事をされると、徹底的にその人の悪口を言う、チームの雰囲気を乱す人がいる。最初はその人と一緒に、
「本当、あいつうざいよねー!」
などと悪口を言って盛り上がっている人もいた。だが、誰のことでも悪口を言うのでだんだん信用をなくし、今ではその人の事を信用している人はほとんどいない。皆、うわべで仲良くしている状態だ。しかし、顧問の先生はその人がそのような性格の人であると言うことも理解した上で一生懸命「良いところ」を探し、その人のあまりない、長所を伸ばそうと努力している。(複数の方法一)(体験実例)
 第二の方法は個人ではなく社会全体で変えていくことで、教育現場においてテスト中心主義ではなくよいところをみていくものに切り替えた行く事だ。テストの結果から、何が分かるのかというと自分のマイナス面だ。自分ができていないところがテストの結果からわかってくる。そして、三年生になる私達にとって一番嫌な事「受験」もテストによってその人を評価する。自分の得意な単元が出題されずに、苦手なところばかりが問題に出てしまった人はどうだろう。途方に暮れるだろう。(そもそも全て理解していればいいのだが…(笑))しかし、最近ではそのような「テスト」だけではなく、「推薦入試」も取り入れられるようになっている。「推薦入試」では勉強があまり得意でない人も自分の得意な事、例えばスポーツなどで高校入試をすることができるようになったのだ。(複数の方法二)(ユーモア表現)
 今、私達は何でも新しい発想を広げていっている。それと同じように、ごみのようにいらないものも増えているのだ。確かに私達の社会ではものが溢れているので、切り捨ててもっとシンプルに暮らしていく事も良いと思う。しかし、それでは悪と一緒に善に変える事ができるものも切り捨ててしまう。やはり、悪から善に変える事ができるものごとがあるとすれば、それを捨ててしまったらもったいない。また、「私達の人生は、私達が費やしただけの価値がある。」という名言があるように、これからは今あるものをどう生かすか?というような発想を持って生きていきたい。(反対意見への理解)(名言の引用)
(生き方の主題)

   講評   kira

 まーたん、こんにちは。「生き方の主題」第一作目でした。ゴミという題名から人の生き方を導くためには、ゴミ問題や環境問題などの話題にくわしくなっておく必要がありましたね。この機会に、ニュースや社会科の学習内容などを自分の言葉でまとめておくといいね。
 方法をふたつ挙げるのも成功です。人のいいところを見るようにしていくと、みんなが明るく生活できます。部活動でも、先生が率先していい雰囲気をつくうとしているのですね。
 教育も、テストで悪いところを拾い出すだけでなく、秀でた部分を評価する明るい取り組みになると、才能が育ちそうです。
 「悪を善に」というまとめもいいね。すべて私たちのとらえ方心掛け次第ですね。


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