創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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絶対絶命になりそうになったこと エンペルト
私は、小さい頃、家の近くを流れる渡良瀬川から大切なことを教わっているように思う。しかし、川は恐ろしい速さで私を引き込み、助けを呼ぼうとして何杯も水を飲んだ。しかし、同時に頭にひらめいたものがあったのである、それは、いつも、眺めていた渡良瀬川の流れる姿だった。「四季抄 風邪の旅」より」(三文抜き書き)僕は、このお話を読んで思ったことは、死ななかったことが良かった。でも、本当の話ではなかったら別に死んでもらってもいいと思う。この話に似た話がある。
ある日、僕は、とても、疲れていたので、のんびりしていた。そしたら宿題を思い出した。もう絶体絶命だと思った。でも、どれも、簡単だった。なので、なんとか終わった。まるで、運がいい日みたいだ。なので、先生におこられなかった。良かったです。(体験実例)もう一つ似た話がある。
授業が終わって妹のお迎えに行って外に出たらお母さんの車がなかった。僕は、心の中で、絶体絶命だと思った。でも、バスカードと鍵を持っていたので、バスで帰った。そして玄関のドアを開けようとしたが下の鍵は持っていたけど上の鍵は、持っていまかったので、妹といっしょにお母さんを待っていました。そして12分ぐらいたったらやっとお母さんが帰ってきました。なので無事に助かりました。
このことで、分かったことは、絶対絶命にはならないと分かりました
講評 ogi
<構成> 三文ぬきがきはとてもよくできています。もう少ししたら、三文ぬきだして書くのではなく、長文を自分のことばで短くする、【要約】というものをやっていくからね。
<題材> お母さんがいなかったときの【体験実例】は、とてもくわしくよく書けているね。とても不安だったでしょう? でも自分でちゃんとバスに乗って帰ったのは、えらかったね! せっかくちゃんと帰れたのに今度は鍵がない! たいへんだったね。宿題の体験実例は、”何の宿題だったか””どれくらい宿題がでたのか””何時ごろ宿題を思い出して、終わるまでどれくらいじかんがかかったのか”などをくわしく書けるともっといいね!
<表現> たとえも使えたね。
<主題> 絶体絶命になりそうだったけれど、「本当の絶体絶命にはならない」ことを、【分かった】という言葉を使って書けました。ここでは、「このことで、分かったことは、絶体絶命にはならないということだ。」とこんなふうに書いてね。
最初のほうは、「ある。」「だった。」などの常体で書けているけれど、作文の最後の方は「です。」「ました。」などの敬体になってしまっているね。最初から最後までずっと常体で書けるようにがんばろう!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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