国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ミイラ、やっぱりこわい・・・   なの花ナナちゃん

 ミイラ取りにいった人が、目的をはたせずに、自分もそこで死んでミイラになってしまうこと。ミイラをくだいて粉にしたものを、けがした人や病気の人にのませると、とてもききめがあるといわれた。そのため、ヨーロッパでも日本でも、危険を知りながら「ミイラ取り」にいった人がたくさんいたらしい。(三文ぬきがき)「へえー、そうなんや。」 私はこの長文を読んで、一番びっくりしたことや知らなかったことは「ヨーロッパでも日本でも、危険を知りながら「ミイラ取り」にいった人がたくさんいたらしい。」ということです。 私はミイラが大嫌いです。テレビで見た時のものでは、(自分だけがしたこと)カピカピで、骨や体の中のものが丸出しで、私には「気持ち悪い!!」としか言いようがないと思います。(心の中で思ったこと)でも、ミイラをくだいて粉にしたものを、けがした人や病気の人にのませるととてもききめがあるということが、まるでコレラきんに少しだけ似ているような気がします。(たとえ) お母さんに「ミイラ取りがミイラになる。」と言うことわざを表しているような事はなかったか聞いてみたら、「だれかがけんかしてて、止めに入ったらつい、カッとなって気がついたらけんかしててん。」と言っていました。 先生も、いっぺんミイラを見てミイラ!(みいな)きっとゾクッとすると思いますよ。(ダジャレ表現)

   講評   mae

 先生のお友だちがエジプトに旅行した時に、実際にミイラを見たそうです。ミイラを作るには、乾燥した気候が必要……ということは、日本のミイラはどんなものなのかなあと思って調べてみたら、日本にも「即身仏」という名前のミイラがあったようです。これは、なんと生きたままミイラになるという大変なもの!! 先生にはとてもマネできなさそうです。
■構成(三文ぬきがき) 要約(長文を読んであらすじをまとめる)の勉強のじゅんびとして、その長文を読んで大切だなあと思った場所を三かしょくらい選んでぬきがきすることをやります。最初は先生といっしょにやりますが、だんだん一人でできるようにしていきましょう。
■表現(たとえ・ダジャレ表現) たとえは、「ミイラが薬になる」ということを、「まるでコレラ菌のよう」とたとえました。「まるでコレラきんに少しだけ似ているような気がします」→「まるでコレラきんのようです」という書き方の方がいいね。ダジャレはよく考えたね! とてもおもしろかったよ。
☆感想文(作文)の最後を「〜と心の中で思いました」を書けるようにしましょう。と中で思ったことを書くことももちろん必要ですが、作文を読む人はやはり一ばん最後の部分が印象に残ります。一番言いたいことを「思ったこと」で表現するようにして、最後に思ったことが書けるようにがんばってみましょうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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