国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   くずかごのこと   エンペルト

 べつにすてきなものじゃないし、大したものでもない、何でもないものにすぎないが、どんな時にもなくてはかなわぬ物として子供のころからつねに身のまわり、かならず手のとどくところにあって、とても親しい。くずかごのない暮らしは考えられないが、しかし、くずかごはやっぱりいつでも、ただのくずかごにしかすぎない。部屋におおきなくずかごを一つ、こころのひろい友人として置くだけで、何かが変わってくる、暮らしの姿勢が、きっとしゃんとしてくる。長田弘の文(要約)
 僕は、この文を読んで、思ったことは、くずかごはくずかごだとわかった。この話に似た話がある。
 僕は、小さいころ、レゴがとても、好きだった。でも、今は、まるで、くずかごみたいに使ってない。買って損した気分だ。でも、自分で、買ったものを売るのは、もったいない。だから、僕は、大切にしてる。(体験実例)この話に似た話がもう一つあります。
 僕は、小さい頃、ゲームボーイアドバンスを買ってくれた。最初にゲットしたカセットは、マリオカートだ。昔は、すきだったけれど今は興味がない。今、興味があるのは、NintendoDSです。このソフトは、最近、できたソフトだ。僕は、このソフトをソフトクリームみたいに大切にしている。(ダジャレ表現)
 このお話を読んで、分かったことは、くずかごという言葉は、よくない言葉だとわかった。

   講評   ogi

 エンペルト君、こんにちは。全部の項目に◎がつきましたね。

<構成> 三文抜き書き(要約)がしっかりできました。
<題材> 小さいころ大切にしていたレゴやゲームのカセットは、今では使わなくなってしまったのだね。前は宝物だったのに、いまはくずかごのようになってしまった。でも、使わなくなっても大切にしているのは、えらいなあ! 体験実例をしっかり書くことができましたね。
<表現> たとえも、ユーモア表現もきちんと入れることができました。
<主題> くずかごという言葉はあまりいい言葉ではないことがわかったね。今は使わなくなっても、前に大切にしていたものをくずかご、などと表現するのは、とてもかなしいことだよね。これからも、ものを大切にしていこうね。

   

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