創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間と自然   ゆうたん

 里山では何人もの人が、それぞれの目的を楽しむために、里山に訪れる。しかし、そのハイカーのマナーは目に余る。美しい里山を守るためには、山里の人びとに対して相応の負担をするべきなのだ。そして、野生動物が安心して都市の公園にまで行けるように、緑のネットワークでつなげるべきなのだ。そして野生動物とのほんとうのつきあい方をしっかり知ることだ。(要約)
 私は、最近ニュースで「イノシシが町におりてきて暴れた」と聞いた。しかも、5人にけがをさせたという。最初はびっくりしたが、なぜイノシシが町まで来てしまったんだろう、と思った。私は、イノシシが町まで来た原因は、人間にあると思う。イノシシのすみかの山は、昔は広くて大きい山で、ずいぶん前からイノシシが住んでいたと思う。しかし、開発が進み、人間がその山を切り開いてしまったのだろう。そして、切り開いた土地に人間が住み始め、人間の町になってしまった。このように、人間が動物のすみかをうばっていた、それが原因だと思う。きっと暴れて人間にけがをさせたイノシシは、すみかがなくなり、出てきてしまったのだ。被害にあった人はイノシシのせいでけがをした、と思うかもしれないが、本当は、山を切り開いてイノシシのすみかをうばった人間自身だったのだ。イノシシが暴れたのは、人間に対する仕返しだったのかもしれない。
 また、私がボーイスカウトで山にハイキングに行った時に、ゴミが散乱している事があった。山といえば、野生動物や昆虫や珍しい植物などがいっぱいあって、とてもきれいなイメージを思い浮かべる。しかし、私がハイキングに行った山には、ゴミが捨てられていた。ペットボトルや空き缶、ビニールなどと、様々だった。きっとこれは、私のようにハイキングに来た人たちが捨ててしまったのだろう。このような事は他の山や森でもまるでゴミ捨て場のように捨てられている。近くの所では、捨てると罰金というのもあるほどだ。そして山の中でお弁当を食べる時に、一緒にいたリーダーの人に教えてもらった。
「ゴミはきちんと持ち帰りましょう。さっきの様に、ゴミを落としていってはダメです。」
私は当然だと思って、ゴミはリュックの中にしまって、その後から友達と一緒に落ちているゴミを拾って袋に入れて持ち帰ることにした。リーダーにほめられて、最後には私と友達が最優秀スカウトに選ばれた。自然を大切にする事は、こんなにもすばらしい事なのだ。もちろん、きれいな所もあった。筑波山の登山をした時は、とてもきれいだった。登山中、よく見てみると、珍しい植物があり、そこは立ち入り禁止になって守られていた。人間は、ゴミを捨ててしまう人もいれば、とても努力して自然を守人もいるのだ。
 人にとって野生動物とのかかわりは大切なものである。皆が自然の素晴らしさをわかって、自然が元気に生きていけるような環境を維持していきたい。

   講評   onopi

 よく書けている感想文です。よくできました。 
    


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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