国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   商品の価値と金銭   おのそ

 木が本来もっている価値を生かすことと、商品として木を高く売ることは、必ずしもいっちしない。今日では山の木が建築物に変わるまでの間には、次元の異なる二つの過程が重なりあっているのであろう。それは使用価値と商品価値の違いによって生ずるズレ、といってもよいのだけれど、木自体がもっている価値を生かすか、商品としての木の価値を優先するかをめぐって、木にたずさわる者たちもまた動揺して来た。木の文化は、天然のヒノキが細切れの板にされるのをかわいそうだと感じる気持ちに支えられてきた。そして、その気持ちを仕事のなかで実現させる職人たちの腕とともにあったのである。(要約) 物の価値を、何もかもすべて、お金に換算してしまって考えてはいけないと思う。お金に換算しない方がいいと思う第一の理由は、金銭に換算してしまうと、そのものの本当の価値がわからなくなったりするからである。しかし、金銭に換算せずに考えれば、その物の、本来の姿やよさが見つかってくる。例えば、宝石など。意外と安いものでも、以外に価値があるかもしれない。しかし、その反対で会ったりしたら、大変である。 また第二の理由としては、金銭に換算すると、全く価値の無いように思えるようなものでも、じぶんにとってみれば、とても価値のある、嬉しいものであるかもしれない。たった一匹の魚でも、自分が追いつづけたゆめの、しかも最高の一匹であれば、とても価値があるはずである。 確かに、物の価値を金銭に換算した方が良いときもある。しかし、「自分の心のうちに持っていないものは、何一つ財産ではない。」という名言があるとおり、お金には換算できない文化を私達は大切に守っていきべきではないだろうか。

   講評   kan

 金銭に換算できない価値を理解できている人とそうでない人は、人生への満足度に大きな差が出てきそうですね。素晴らしい結びでした。

★複数の理由1  やや意味がわかりにくいのが残念。
★複数の理由2 これはもうばっちりです。

以外に価値がある→意外に
守っていきべき→守っていくべき
       

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