創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   なんこつはくり   KATU

 「痛いー。」
ぼくは土曜日の夜に家でボールを投げようとしたら、たんすに指をぶつけた。最初は「つき指」だと思ったけど、月曜日に病院へ行って検査をしたら「なんこつはくり」と言われた。「しまったー。野球ができない。」と先生の話を聞きながら心の中で思った。なんこつはくりとは、ぼくの場合はまだ10歳なのでレントゲンに写らない骨があるそうだ。それは軟骨といって、骨と軟骨が離れたことを「なんこつはくり」というそうだ。
 全治1ヶ月、野球ができないのでひまだ。いつの日までひまがつづくー。
ぼくは指のけがが多い。昔サッカーをしているときは足のけがが多かったが、野球を始めたら指のけがが多くなった。練習に行けないのはまるで友達のダイスケのようだ。ダイスケは全治3ヶ月だが、ぼくは全治1ヶ月だ。ぼくはダイスケより早く練習に行くことができるのでまだましだと思うことにした。ダイスケも早く治ってほしいと思った。これからは家では思いきりボールを投げようとしたり、ボールをけったりすることはやめたほうがいいということがわかった。
6月にスラッカーズパーク杯という試合がある。その試合までには指が治るので、これからは無理をしないで試合にそなえたいです。

   講評   inoko

 KATUくん、こんにちは。
けがのぐあいはどうですか? もう少しがまんしなければいけませんね。けがをすると、いろいろなことがわかります。健康のありがたさ。自分の体を大切にしなければいけないこと。このようなことは、けがや病気をしなければ、なかなかわからないものです。野球ができないのはつまらないけれど、KATUくんにとっては貴重な経験だったのではないかな? お大事にね。
☆ 今回のテーマだったら、書き出しはやはり「痛いー。」で決まりですね。痛さにもいろいろあるけれど、どんな痛みなのでしょう? ズキズキ? ジンジン? 言葉にしてみるといいでしょう。

「なんこつはくりとは、〜。」この部分の文章の主語と述語がぴったりしません。次のようにしてみるといいでしょう。

ぼくの場合はまだ十歳なので、軟骨ちってレントゲンに映らない骨があるそうだ。骨とその軟骨が離れたことを「なんこつはくり」というそうだ。

最後の文も常体で! → これからは無理をしないで試合にそなえたいと思う。



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