国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   転任   りりき

「え〜〜 先生転任するのぉ」
とつ然のことだった。先生がわきのさわに転任すると言い出された。最初はうそだぁと思ったが、転任する人の名前が書いてある手紙がわたされた。「てんにんする人ってなんにん?」
 その中には、いろいろな先生の名前がのっていた。教頭先生、給食のおばさん。ずうっと見ていった。すると、ある場所で目がぴたりととまった・・・。先生の名前がのっていたのだ。ショックだった。あのやさしい先生が。あのおもしろい先生が。転任するなんて想像も何もしていなかった。泣きそうだった人もいた。おどろいて声が出ない人もいた。ぼくはすごくショックだった。心の中に、まるでやりがささったような感じがした。でも、泣いたとしてもわめいたとしても、ちがう学校に行くのは青森県の先生みんなの都合だから仕方がないのだ。
 父が小学校二、三年生の時の話だ。父はその先生が大好きだった。みんなもその先生が大好きだった。大好きな理由は、やさしいからだ。その先生は、日曜日や休日になるとみんなと遊んでくれたり、家に入れてくれたりしてくれた。また、あたごやま公園という公園でかくれんぼやおにごっこなどをして遊んだ。それくらい仲が良かったそうだ。だから別れがとてもつらかったそうだ。かわいそうだなあとぼくはそう思った。
 転任するということは悲しいことだけではないのだ。うれしいこともある。それは、新しい先生が転任してくるということがわかった。今年はどんな先生が担任になるのだろうか。

   講評   kako

 こんにちは、りりき君。お清書が書けましたね。ゴールデンウィークは何をしたのかな? 今度、いろいろ聞かせてくださいね。五月も、いっしょに楽しく作文を書いていきましょう!



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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