国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本がいかに湿潤な国か   ゼニガメ兵

 日本がいかに湿潤な国か、いやというほど思い知らされる。ヨーロッパと日本とではそれほど風土の差がないように思われるが湿度が違う。では、日本人の胸の奥で、水はどのような音を響かせているのだろうか?水音を表現した擬態語、擬声語がその微妙な音をさまざまに伝えている。擬態語というのは、ものごとの状態を象徴的に音で表した語であり、擬声語というのは物事や動物の鳴き声などを写実的にとらえた語だ。言語学では、それをオノマトペというが、日本語にはこうした擬声語擬態語がきわめて多い。オノマトペが日本語の特質だといってもいいほどだ。そして、それも水と深い関係があるように思われる。というのは、数多くの擬声語、擬態語のなかでも、ことに水に縁のある語が目立つからだ。日本のアニメは世界のアニメの中で、もっともオノマトペが優れていると聞いた。僕はそのオノマトペをいろいろ考えていこうかなと思う。その方法は二つ。
 方法その一、もっとも表現が優れている本(漫画も入るけど…(汗))を読む事だ。この本には擬声語、擬態語がよく使われていて、表現力を伸ばせると思う。勝手に表現してもだいたいは通じるだろう。例えば「バーン」とか、「プイプイ〜」とか、「ゴーン…」とか結構いい加減だけど、面白く伝えれたらいいなと僕は思う。<複数の方法A>
 方法その二、感性を豊かにする事だ(引用)。五感を感じ、それを使って何かを感じ取るのは基本中の基本。そういえば五感とえば、僕は「嗅ぐ」というのが優れている。犬見たいにはできないけど、匂いを大半嗅ぎ分けることができる。遠くからお肉の匂いがするとか、なぜか香水の香りが匂ってくるとか、匂いに対して結構敏感だ。正直自分もなぜこうなったのかはわからない。人間というのは結構不思議だ。<複数の方法B>
 確かに、抽象性のある理性的な言葉の方が事実をより正確に伝える事ができる。でもそれだけでは何だか堅苦しくて通じにくい。『全てに効く万能薬という薬は、必ずしも全てを治せるとは限らない』という名言があるように、自分も擬声語擬態語に代表されるような豊かな表現ができるように生きていきたい。…まあそのためには練習が必要だ(笑)。

   講評   iyu


 擬声語擬態語の豊富さは日本語の特色ですが、同時に幼稚な言葉づかいに擬声語擬態語が使われることもよくあります。擬声語擬態語は抽象力を欠く低次の言語だとも言えるが、見方を変えれば、言語と音楽の接点にあるとも言えますね。
*方法 ー 読書と感性を磨くことだとまとめることができましたね。
*実例 ー 匂いに対して敏感なんですね。先生も匂いには敏感です。これは生まれつき備わっているものだと思います。
*表記 ー 犬見たいにはできないけど、正しくは犬みたいにはできないけど、ですね。
*名言引用 ー ぴったりな引用ができました。
 豊かな表現ができるためには読書も感性も大事ですね。それにユーモアも必要かもしれないですね。


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