国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
クラブ KATU
「アウトー。」
ぼくは、去年、野球・サッカークラブに入った。それで、今年も野球・サッカークラブに入った。でもぼくは今、右手の親指をけがしているので、今日はしんぱんをやった。友達のシュウはかぜをひいているので一緒にしんぱんをやった。シュウは球審をやった。球審というのはキャッチャーの後ろに立って、ストライクかボールをみきわめて判定する審判のことだ。ぼくはるいしんをやった。るいしんというのはファースト側のファールゾーンとフェアゾーンのあいだに立って、ランナーが走ってくるのをアウトかセーフかを見きわめるしんぱんだ。
ぼくは初めてしんぱんをやって、試合中ずうっとしんぱんをするのはとても大変だとおもった。どうしてかというと試合をしないのにずっと立っていないとだめだからだ。けがをしていないときは審判の大変さは分からなかったけど、けがをして初めて審判の大変さがわかった。今日の審判をしているぼくの姿はまるで「電信柱」のようだった。
クラブが終わった後、シュウと
「審判って大変だなー。」
といいながら教室にもどった。
次回のクラブはサッカーなので、できるとおもう。今日できなかった分来週のクラブではかつやくしたいと思っています。
講評 inoko
KATUくん、こんにちは。
野球とサッカーの両方ができるクラブだなんて、夢のようですね。どちらにしようか迷う人が多いようですから、KATUくんの学校のクラブはすばらしい! 今はけがをしていて審判しかできなかったけれど、でも、審判の大変さがわかったのだから、かえって良かったのかもしれませんよ。まさに「怪我の功名」です。
☆ 球審と塁審の説明を入れたところがなかなかいいですよ。初めて審判をして思ったことが、うまくわかったことにつながりましたね。たとえの表現もなかなか!
最後の文も常体で → 今日できなかった分、来週のクラブではかつやくしたいと思っている。
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