国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   夢中になれるもの   くろーばー

何を読むかと言う前に、まず何はともあれ夢中で読むと言う体験をする必要がある。本の楽しさを一度知った人は、放っておいても読書の本能によって自分にぴったりな本を求めてゆくものです。読書は自分の想像力の翼に乗って自由に羽ばたき、自分の中へ引き戻すことが出来ますが、テレビや映画などは自分を自分の外へ引き出すのです。読書によって、スポーツや音楽の楽しみは一段と豊かになるものなのである。私は、なにか夢中になれるものをもった人間になりたいと思う。
そのための第一の方法としては、途中で簡単に投げ出したり、諦めたりしないような今生と意思を持つことである。少しかじった位で、上手くならないから、楽しくないからと言ってあっさりやめてしまっては本来の楽しさや魅力を十分に感じられない。折角挑戦してみるのなら、少々苦戦してでも続けてみることが大切なのだ。私が習っているバレエも、一回やってみて出来ないからと言ってそこで諦めていては何も上達しない。そこで何度失敗しても挫けずにやり続けられる人だけが上手くなれる人が向いている、などとよく言われる。他にも、別の人はすんなり出来るのに自分だけが出来ないからといって練習しなければその分さらに上達できるチャンスが減ってしまうのだ。
第二の方法として、夢中になっていることに集中できるような環境を作ることである。すなわち、没頭できる時間を確保するべきなのだ。学校のように時間きっかりに鳴るチャイムによって支配されている生活よりも、ある程度時間さえも無視して好きなだけ好きな事をやれる日があっても良いと思う。時間を忘れるほど勉強した後には、勉強が大好きになっているかもしれない(笑)。それによって、やりたい事により熱中できるであろう。
 確かに好きなことばかりをやっていたらキリが無いだろう。嫌いであっても勉強や手伝いをしなければならない時期もある。だがしかし、『自分の心の内に持っていないものは何一つ自分の財産ではない』という名言があるように、自分だけの夢中になれる物、どこまでも没頭できるものを忘れないように生きていきたいと思う。

   講評   kira

 くろーばーさん、こんにちは。夢中になって読む体験があってはじめて読書の楽しさがわかるように、何事も夢中になるような境地を味わいたいですね。そして、何かひとつでも自分をひっぱっていってくれるものがあると、人生が輝きそうです。
 まず、投げ出さない意思を持つことの体験談として、頑張っているバレエのことを書きました。とくにスランプになやんだ時期とか、その克服体験など書いていくといいね。
 学校の教育システムをかえる提案では、今すぐには変えられそうにないことですが、かつての偉人はカリキュラムなど超える方法で才能を伸ばした人がいましたね。そういった例も加えるといいでしょう。
 確かに、好きなことに打ち込むだけで人生を過ごせれば幸せなことで、そうもいかない現実はあります。しかし、どこかに熱い情熱を持って生きることは大切ですね。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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