創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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どくしょ Dr.Km
私は、つい最近「走れ!T校バスケット部(松崎 洋)」という本を読んだ。これは、とてもユーモアが混じっていて、とても読むのが楽しい。バスケットボールを通して、強くなっていく主人公達の行動からとてもいろいろなことを学び、勇気をもらった。このように、読書をすることで、本からいろいろなことが学べると思う。本のように、何かに夢中になることで、いろいろなことが学べると思う。私は何かに夢中になれる人間になりたい。
そのための方法は、まず、半端なところで妥協せず、最後までやり通すことである。ちょっとやってみただけで、「つまらないから、いいや」と投げ出すのではなく、最後までやってみようと頑張らなければ、その楽しさなんて分からない。確かに、最初の方だけでおもしろさの分かるものもあるが、実際は気がつかないだけで、途中でやめてるから、知ることのできない楽しさが沢山隠れているかもしれない。映画でも途中まで見るより、最後まで見た方がすっきりするしおもしろい。
もう一つの方法は、そのことだけに集中できるような環境をつくっておくことである。本を読むのにでも机の上が汚かったら集中できないし、バスケをするにしてもボールがなかったらできない。集中できる環境とは話が違うけど、準備することの大切さとして、合唱でも、特に私のような素人の場合、準備運動をしないと声がうまく出ない。運動をするにしても、準備運動をしないと怪我をしてしまって、続けられなくなってしまう。このように、そのことに集中して取り組める環境作りはとても大切だ。
確かに、夢中になれることだけをやればいいわけではない。時には大変なことを乗り越えなくては進歩しないこともある。しかし「短所をなくす一番よい方法は、今ある長所を伸ばすことである」という名言があるように、夢中になっていることを一生懸命にやれば、苦手なこととの共通点がきっと見つかり、苦手なことをのばすことにもつながっていくと思う。
「T校」の第二巻があるそうなので早くかって読んでみたい。
講評 miri
この時期に心から「おもしろい! 」「早く続きが読みたい! 」と思えるような本に出合えることは、ほんとうに幸福なことですね。
2つの方法は、どちらもよく考えられていて、わかりやすく説明できています。
結びの部分も、たいへんよくまとめていますね。
第2巻が早く読めるといいですね!
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