低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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心の底から思うこと キューピー
勉強嫌いな私は今年の夏、勉学に励むという目標をたてた。私はいつも強制的に勉強をさせられ、なかなか身につかなかった。しかし今回は、私自身の選択であり、外部からではなく、自分の意思が勉強の必要性を感じている。
第一の方法は自分がなにをしたいのか、ということを定めることだ。自分の考えを定かにするには、目標や目的が必要なのだ。勉強でもスポーツでも、目指すものを見つけることが第一歩だ。私ははっきり言って勉強熱心ではない。つい最近までは、勉強の根拠が理解できなかった。なんで漢文や古文など、将来にまったく役に立ちそうにないものを覚えないといけないのだろう。エンジニア系の仕事に興味がないのに、なぜ二次関数やSIN、COS、TANを習わなければいけないのだろう、と私は不満を抱いていた。しかし中学3年の時、海外に残ることになった私のまわりの友達は次々と日本の有名高校に受かり、私からどんどん離れていっている気配を感じた。そこで私は、私も追いつかなきゃ、という思いが心のそこからわきあがってきたように、だんだんと勉強に対しての姿勢が変わっていった。
第二の方法は勉強個人だけではなく、社会にも目を向けることだ。現在日本は学歴社会と言われている。いい大学を出ていれば、いい仕事に就ける。これは人々の頭にインプットされていることで、学生達はいい大学を受けようとする。その理由はだいたい、いい仕事につきたいからということが根拠だ。そして逆に、なにかをしたいから、という理由で勉強するという人は少なくなっている。現在のアメリカ大統領候補のバラック・オバマは、法律を学びたいという思いから、有名大学に行き、勉強しそして今ではアメリカのトップを競っている。自分のなにかをしたいという欲望が成功する幅を大きくしてくれる。
確かに、時と場合によって必要なものを合わせることは大事なのかもしれない。しかし、より強く自分のなにをしたいかという必要性を感じることで成功する確率は高くなる。私は周りから言われて必要だと思うことを実行するのではなく、自分が欲しい、必要だと感じることを優先するように生きていきたい。
講評 ogi
とても良い清書になりました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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