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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   一円玉でもたくさんあれば   ミルクティー

私の部屋の本棚の端のビンには、一円玉が、ひっそりと詰まっている。私の集めているものは、一円玉だ。去年の夏ぐらいから集め始めた。きっかけは、姉が十円玉を前に集めていて、お金がたまっていくのが楽しそう、と思ったからだ。私は、一円玉を集めることにした。どうしてかというと、お財布の中にパンパンに入っている小銭のほとんどが一円玉だったからだ。
 それから私は、持っていた一円玉をすべて貯金した。そして、日に日に集めていくうちに、だんだん使い道がないな、とおもったので、両替してもらおうと思い、父と姉に、聞いてみた。しかし、「一円玉と十円玉、両替しない。」と、聞いても、「一円玉なんかいらないよ。」と、言われるだけだった。私は、けっこう一円玉も大事なんだぞ、と思った。一円玉はみんなから、お金の扱いをあまりされていないんだ、と感じた。そして、私は仕方なく、また貯金を始めることにしたのだった。今は、やっと六十九枚になった。六十九グラムでビンの重さと合わせると、まるで中に石を詰めているように、重かった。私はこれからも一円玉を集めていこうと思う。一円玉を笑うものは、一円玉に泣く、というようにならないように、もっと一円玉を大切にしたい。
 私の母は、子供の頃に、少しだけ切手を集めていたそうだ。最初は母の祖母が集めていて、それから母が引き継いで、手紙に張ってある切手をはがして、切手帳にはっていったのだ。切手には、古い切手がたくさんあったそうだ。私も少しだけ、切手をあつめていた。切手には、観光名所がのっていたりして、見てみると意外とおもしろい。
 私は、集めるということは、ひとつの楽しみの人もいて、個性があり、大事なことだと分かった。また、一円玉など、あってもなくても平気なものも、ちりも積もれば山となる、というように、六十九枚でも集まれば、六十九円にもなる。どんな小さなものでも、たくさん集めれば、大きな、特別なものになるのだ。


   講評   arare


 パソコンの入力、かなり速いですね。今月もいい作文が書けました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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