国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2426 今日2103 合計54439
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   感性を大切に   怪盗ピエナ

 時代は既に感性社会に進みつつあるのに、わたしたちの意識はいまだに労働集約的な農業社会や設備集的な工業社会や知識集約的な情報社会の意識のままであり、それが社会の各方面に矛盾を引き起こしている。それはなぜだろうか。
この原因として、何でも数値化していることがあげられる。学校でも数値化されているものをよく目にする。確かに、数値化されている方がわかりやすい。わたしは理系だからかもしれないが、そういう風に数字で物事をよく見てしまう。しかし、数値では表わせないものもたくさんある。例えば〝美しさ〟〝便利さ〟〝わかりやすさ〟などはどうやっても数字ではあらわせられない。このようなものは、人それぞれ違うものだ。同様に音楽もそうである。CDの売り上げは、数値化されているが、CDの売り上げに反している隠れた名曲もよくある。わたしはアルバムの中に入っている曲や、シングルのカップリングが好きだということがよくある。こういう曲を隠れた名曲とでもいうのだろう。このように、曲のすばらしさ、良さは数字だけではあらわせられない。きっと先ほども述べたように、数値化できないものは、人によってそのものに対しての感じ方が違う。曖昧なものだけにはっきりとした結果が出ないのである。
その対策として、わたしたち一人一人がはっきりとした結果を求めすぎないことがある。わたしも曖昧なことが嫌いでなんでもはっきりさせたいのだが、やはり時代には合わせていかないといけない。昔からは日本は曖昧な感じ、はっきりしないさまが趣がある、美しいとされてきた。そのようなことを踏まえると、昔らしさが戻ってきたのかもしれない。
 確かに、スポーツ選手は打率、得点率のなど数値的なものがかなり重視される。しかし、『近代人は安らぎを求めいている』という名言があるように、これからはもっと感性や芸術が重要になってくるようになるだろう。

   講評   mako



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)