低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学ぶこと   ショウ

 人間は生涯学習する動物である。この世に生まれた瞬間から、人間は学び始め、人生八十余年を迎えても、何事かを学ぼうとする。犬や猫も学ぶが、早い時期に学習をやめてしまう。ものを学ぶとは、何か新しいことを知ったり、何か新しい能力を身につけたりすること、そして、それらをさらに深めたり高めたりすることである。人間が何かを学ぶのは、学ぶことが楽しいからである。人間が味わう充足感や感動の大半は、ものを学ぶことから生まれる。僕は、学ぶことは楽しいと思うべきだ、と思う。 
 まず第一に、学習は楽しんでやらなければ頭に入らないからである。人から何かを言われて勉強するのは、誰でも気が進まないし、頭に入らない。しかし、自分から進んで勉強をすると、たくさん覚えられると僕は思う。いやいややるのでは、楽しく学習できないし、覚えることもできないので、時間の無駄になってしまう。勉強は、自分から進んでやると、しっかり頭に入り、さらに、知識がどんどん増えていくので、もっと勉強しよう、という気になる。 
 第二の理由として、本来、学習は楽しいものだからだ。学習と言うのは、何も学校でする授業に限ったことではない。家での生活や、学校の休み時間にもたくさん学習しているのだ。勉強が嫌いな人でも、パソコンやゲームは好き、と言う人は多い。僕は、インターネットでいろいろなサイトを見るのが好きだ。例えば、僕の好きなプロ野球チームのことを調べたり、自分の趣味について調べたりする。「調べる」ということは、学習したいと思っているからインターネットや辞書を使って知識を増やしているのである。 
 確かに、勉強をするときにはつらいこともある。だが、「辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるようになることが勉強の目的である。」という名言があるように、勉強は、自ら進んでやると、たくさんのことを学び、覚えることができる。

   講評   hamati

●構成:「学ぶことは楽しいと思うべきだ」と意見化したあと、二つの理由について、それぞれきちんと書くことができていますね。要約もうまくまとめていますよ。
●題材:「学習は進んでやらなければ頭に入らない」という具体例を書くと、さらによくなります。ショウ君の気が進まない勉強とは何でしょうか。自分の好きな分野について「調べる」という行為を具体例にあげている第三段落は、たいへんよく書けています。読む人も「なるほど」と感じる説得力のある文章になっていますね。
●表現:うまい名言を思いつきましたね。勉強はテストで100点をとることよりも、その過程を楽しむことに喜びがあるのですね。
●主題:「確かに勉強するときにはつらいこともある」と、反対意見への理解を示す文章も入れることができましたね。何事も楽しむことにより、うまくいくのですね。
●項目全て◎です。二学期からは次の課題で作文を書きますよ。進級テスト合格です!!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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