低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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応用がきく人間 なつみかん
モグラは一日に五十匹ものミミズを食べる。その、穴を掘る生活にあわせ、前足がシャベルのように、大きく変化した。同じく人間の手も道具を作り出すことによって、多様な目的に対応できるようになった。
人間はチーターのように速くは走れない。チーターは速く走るために、特別な進化をした。スパイクの役目をする爪は、ネコ科なのに引っ込まない。また、体を軽くするため頭の骨も小さい。そして、しなやかな背骨をばねのように使い、瞬間的に加速できる。この最速百十キロメートルをもだすチーターに私たちはとうていかなわない。そこで私たち人間は自動車という道具を発明した。これなら速く走れるし、チーターとは違い、長く走り続けられる。一石二鳥だ。
人間は鳥とも違い、空も飛べない。鳥は住む場所や食べるもので翼や体の大きさ、形などがさまざまだ。大きい翼で空をゆうゆうと飛ぶもの、まるで虫のようにバタバタと翼を小さくばたつかせて飛ぶもの・・・・。鳥にも色々いる。そんな、道路がない自由な空を有効的に使うために、私たちは飛行機をつくった。これで、車では何十時間もかかるところにも、ほんの数時間で移動できるようになった。
それぞれの動物や鳥、昆虫などはそれぞれの特徴を持っていて、それは生活していくうえでの重要なものとなっている。しかし反面では応用がきかないという弱点も持っている。人間はその特徴的なものが特にないことで、色々な応用がきくのだということがわかった。
私は自分の手を見た。このすべては応用がきくのだろうと思うとわくわくしてきた。
講評 arare
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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