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　　　怪我の功名って大変・・・　　　なの花ナナちゃん

　失敗をしたのにそれがかえってよい結果になった、ということ。また、なんの気もなくやったことが、たまたま良い結果になった、ことでもある。ドライ・クリーニングの方法を世界で初めて見つけたのも、最初は失敗からだった。テーブルクロスにオイルをこぼしたばかりに、べランさんはとっても大きな発見をしたのだ。（三文ぬきがき）　私がこの文を読んで一番びっくりしたことは、Ｏさんが乗ったバスより、さきにきたバスが事故にあっていたことです。Ｏさんが乗ったバスが事故にあっていなくてラッキーだったと思います。（心の中で思ったこと）もし、Ｏさんが私だったら、（たとえ）きっと涙が出る位（自分ではなくて良かったなあ）と喜んでいたと思います。　お母さんは「んー、大学の時から、世の中がとっても不景気になってしまってね。会社につとめようと思ったんだけれど、やめて、首になったり、つぶれたりしない公む員になったんだ。だからいつまでも仕事が続けられてるんだよ。なぜかというと、会社を首になったり、つぶれたりして、はたらき口が全然なくなった人がいっぱいいたからだよ。私はまだ仕事をできるだけ、ましなんだよ。他の人たち、仕事をできない人がいっぱいいるよ。」　と言っていました。 　今も景気が悪いので大人になって、 私も苦労すると思いますが、がんばっていきたいです。（自分だけが思ったこと）

　　　講評　　　mae

　先生の「怪我の功名」のにた話を考えてみました。先生のおうちの包丁は、キ
レが悪くなるとプロの包丁とぎにお願いします。自分でできる、かんたんな包丁
とぎ器も売っているのですが、先生はめんどうくさがり屋なので持っていません
（笑）。でもこの包丁とぎの人にお願いするのもめんどうで、キレが悪くなった
ままほうっておきました。「もうそろそろ出さないとなあ」と思って、三ヶ月。
ある日、料理をしていた先生の手がすべって、左手にグサリ！　でも、キレが悪
くて怪我をしませんでした。いいんだか、悪いんだか。でも怪我をしなくて、や
っぱりよかったんですよね？
■構成（三文ぬきがき）バッチリです。少しずつ自分でできるように、練習して
いきましょうね。続けて、この長文のおもしろかったことを書きました(^o^)/。
そのあとに、もし〜だったらと想像した話も書けていておもしろかったですよ。
■主題（心の中で思ったこと）　「今も景気が悪いので大人になって、私も苦労
すると思いますが、がんばっていきたいです」。なの花ナナちゃんらしい、おも
しろい思ったことですね。お母さんから聞いた話から感じたことを素直に書けた
ね。
☆題材（自分だけがしたこと）では、なの花ナナちゃん自身の「怪我の功名」体
験談を書けるといいですね。
☆表現（たとえ）は、「まるで〜みたい」や「〜のような」という表現ですよ。
「もし〜だったら」は想像でたとえとしては使えません。注意！