創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
『インドではほうぼうの街角で』を読んで・・・ 文鳥
インドでは、自転車を修理して、繰り返し、繰り返し使っている。自転車だけではない。靴でもタクシーでもバスでも修理、再生して、完全に壊れるまで使うのだ。では、日本ではどうだろう?昔の日本もそういう感じだったらしいが、今は流行が終わったり、少し壊れただけで捨ててしまう。この事は人間の心に良い影響を与えるとは考えにくい。この、快適な生活は、人間にとって大切なものを忘れさせるのではないのだろうか?
さて、一つエピソードを書こう。私の家は築32年程の家で古い方だ。(少し前の地震でヒビが入った。)そして、中の家具も結構古い。大体の物が10年を越している。特にテレビは古く、15年使っている。私達家族は、インドの人達のように、捨てずに何度も修理して使っているのだ。(・・・というより、父が力づくで直した)それらの家具は私が生まれる前からあるので、アルバムに写っていたりすると、なんだか嬉しくなるのだ。こういう所がずっと使っている事の利点だと思う。
もう一つエピソードを書こう。私は買ったりするのがめんどくさいので(というよりお小遣いがそんなに多くない。なのでコツコツ貯める。)自分で作ってしまう。文鳥の遊び道具はただ、ティッシュを丸めただけだが、それも良い遊び道具になるし、ウサギのチャッピーの隠れ家も使い切ったティッシュの箱だ。まるでものすごい貧乏な家のウサギのようだが、それも良い遊び道具になってしまうのだ。しかし、そういう利用する能力が、現代人が、薄れてきていると思う。
最近は環境を守るためにリサイクルしようという活動が始まり、また、さまざまな場所にフリーマーケットができたりしている。しかし、それを当たり前にやった方が良いと思う。リサイクルを当たり前にする、そういう事ができるようになればいいなぁと私は思った。
講評 sango
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |