低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2434 今日192 合計8522
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   面白い先生   ゆうたん

 「次は、体を動かしてー!さん、ハイ!」
「ド〜、レ〜、ミ〜♪・・・」
音楽の時間、私たちは、先生に言われて体を動かしながら、歌を歌った。(書き出しの工夫)6年2組のW先生は授業がとても面白いらしい。私は1組だが、音楽と家庭科の授業をW先生に教えてもらっている。
W先生は、まだ若い女の先生だ。話がとっても面白くて、私は音楽と家庭科の授業を楽しみにしている。怒る時はすごく怖いのだが、少しの事なら冗談でごまかしてくれるのだ。先生の今までの授業で一番楽しかった授業は、今年初めての音楽の授業だ。授業の始まりのあいさつも、とても元気が良くて、元気そうな先生だな、と思っていた。授業が始まるとすぐに、音階に合わせて「ド〜、レ〜、ミ〜・・・」と歌う事から始まった。歌う声が小さいと
「2組の人はそれしか声が出ないのかーっ?」
と大きな声で言う。それで皆、大きな声がでるようになったのだ。次は、その歌に合わせて拍手をした。拍手の音も小さいと、同じように言う。次は立って、体でリズムをとりながら歌った。先生が手本を見せてくれたが、その動きがおかしくて、笑って歌えなかった。いつも目立ちたがる子が、先生に
「うまい!じゃあ、前で皆のお手本になって〜!」
と言われ堂々とダンスを踊っていたのが面白くて、全然歌えなかった。次にやった、鑑賞の時に「パイプオルガン」という楽器が出てきたのだが、先生は表現の仕方がとてもおもしろく、
「これは、パイプオルガン。チョーでっかくて、ガーンって音がするやつなんだけど、知ってる?」
と分かりやすかった。先生の授業は、楽しくて分かりやすい授業だから、こんな先生だと、毎日の授業が楽しみになると思う。
 また、その先生の家庭科の授業も面白い。いつもは、冗談ばかり言っているだが、時にはとてもほめてくれる。この前、家庭科の授業で、調理実習があった。調理実習では、ご飯をなべで炊き、味噌汁を作るというないようだった。その準備の日、味噌汁の具を班ごとに決め、発表した時に、1つ1つの班の味噌汁の具に、
「しぶいね〜。」「うまそっ!」「それ、おいしんだよね。」
と、コメントをしてくれた。そのコメントも表現の仕方が面白かった。そして、調理実習の日、私たちの班は他の班に比べて少し遅れを取っていた。すると先生が
「あーっ!?この班は失敗かぁ〜?」
と冗談を言った。でも、私たちは遅れていたので、本当に失敗するかも!?と少しあせっていた。その後は、皆よりも急いでやったからか、他の班に追いついてきた。ちょうど、その時に先生が通りかかって、
「おぉー!うまそう!よくできたじゃーん!」
と、とてもほめてくれた。ご飯も、なべで炊くのはむずかしかったが、炊き上がりは、まるで炊飯器でたいたようなおいしいご飯が炊き上がった。先生にも少しあげたら、
「おいしーっ!!」
と大げさなくらいにほめてくれた。私はとてもうれしかった。面白くて冗談を言うだけではなく、ほめてくれる先生で、そんな先生に教えてもらえて良かったと思う。
 人にとって、いつもは面白くて、たくさんほめてくれるというのは、いつもまじめで静かなのに比べると、何事もやる気が出て楽しくいい気持ちでいられるのだと思う。これからも、そんな先生がたくさんいるといいな、と思う。

   講評   onopi

 最後の一般化の主題わかりやすくなりました。先生との楽しそうな授業の様子がよく伝わってきました。
    


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)