創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ノンフィクションとフィクション ゆうちゃり〜
本や映画、それにテレビドラマなどに、「フィクション」や「ノンフィクション」という言葉が使われている。たいていの本や映画などは「フィクション」である。「フィクション」とは、実際にあった話ではないという意味である。また、「ノンフィクション」とは実際にあった話であるという意味である。しかし、「フィクション」のほうが、伝えたいメッセージをより強く伝えているような気がする。また、「フィクション」のほうが「ノンフィクション」よりも、話の内容がうすっぺらではないような気もする。
ノンフィクションで事実をありのままに伝えることは大切である。
夏休みになると必ず、自由研究が宿題として出てくる。”研究”というので、うそを書いたり、創作したりしてはだめである。”研究”するからには、きちんとした真実がある。それを伝えなくてはいけない。また、真実を伝えることによって、よりわかりやすく、身近に感じることがある。また、ニュースでは、創作してはいけない。創作してしまったら、あることがわからなくなってしまう。ありのままの真実を伝えることによって、そのことが直接わかるのだ。
しかし、フィクションで創作することが大切なこともある。
小学生だった頃、三浦綾子作の「塩狩峠」を読んだことがある。これは、フィクションである。しかし、この話によって、僕は”愛”と”人が生きること”について、深く考えさせられ、そして、すごく感動した。つまり、抽象的なことはフィクションの方がよく伝わる。
どちらにも、大事なことがある。どちらを使うかは、その使い方しだいだ。しかし、ノンフィクションとフィクションのどちらがいいかということが大切なことではなく、「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない。」という名言があるように、相手によりきちんと伝えるために責任を持っていくことが大切だ。
講評 kamo
これもいい作文だったよね。そして、しっかり清書もできました。今月も忙しい中がんばったね。
また7月からもどんどん進めていきましょう!
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