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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストはいいか   ダースベーダー

 私の中学校ではつい3日前テストがあった。
「はい、7番の人〜」
「オームの法則のところは完璧だね。ここまでできればすごいね。」
「はい、次の人〜」
結果は前のテストの点数の2.5倍もあがっていた。やはり2週間前からやったかいがあったと思った。と同時に「次はできなかったところを強化しようと」思った。塾の先生に見せると、
「すごいね〜前のテストと比べるとずいぶんできるようになったね。この調子でいけば夏休み明けのテストは90点はいけるぞ!!がんばれ。」
と言われた。そう考えるとテストはいいものだと思う。
 理由のひとつは、テストがあると自分の努力が一目でわかるからである。違う言い方で言えばその単元の理解度がわかるからである。そしてテストの良いところは、一回やって終わりではなくそのテストを見て苦手だと思ったところを勉強できるのである。また新しい目標を立てるきっかけにもなってまさに「一石二鳥」である。
 第二の理由はテストの点数が良いと、大きな達成感と自信を持つことができるのである。そして良い点数がとれなくても次のテストに向けての目標を見つけられるのである。自分は点数が悪いと結構落ち込むタイプだが(笑)「結局は終わったあとに後悔してもしかたない。」と思い。また勉強をするのだ。また良い面だけでなく悪い面もある。例えばテストの前なんかはご飯が食べられなくなったり、吐き気が止まらなくなったりして結構大変である。テスト直前など手の振るえが止まらないくらいだ。テストが帰ってきた後も緊張感が無くなり体調を崩したりするのである。
 確かに、テストは良いものだが、しかし「家とは、外から見るためのものではなく、中で住むためのものである。」という名言があるように。その時だけ勉強しても本当の実力ではないのである。つねに学習を怠らないことが大切なのである。私もこんなことを言っておきながら、実はそうではない、(笑)だから私もこの言葉を大切にしておきたいと思う。

   講評   hira

 課題が変わったばかりとは思えない出来です。本当に書くことそのものが軽妙で、読ませる力が付いてきているね。最後のまとめは深く書けていてびっくりしました。テストのよさを利用して、自己を高めていくことが大事だね。
■第一段落 ○状況説明 ● 是非の主題
  会話を引用しながら、自然な流れで状況説明ができています。それにしても2・5倍とは大躍進でしたね。
■第二段落 ● 複数の理由一 ● 体験実例
  「テストがあると自分の努力が一目でわかるからである」なるほど、自分の頑張った結果が明示され、自己分析できるということですね。苦手と目標設定ができる貴重な情報になりますね。
■第三段落 ● 複数の理由二 ● ユーモア表現
「点数が良いと、大きな達成感と自信を持つことができるのである」成果が分かり達成感を感じられるとはその通りですね。ユーモア表現も上手いなあ。「また良い面だけでなく悪い・・・」の部分はなかなかインパクトのある題材でですが、「テストはよい」という主旨に合わせるとカットした方がいい。この題材はどこかで使えると思うのでとっておきましょう。それにしてもすごいよね・・・。
■第四段落 ● 反対意見への理解 ● 名言の引用 ● 是非の主題
この段もよく書けています。一点、「確かに」の後は「テストには点だけにこだわりすぎてしまうなど悪い面もある」と「よい」とは反対の意見に理解を示しましょう。


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