創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テスト利用の仕方   うさちゃん

 「テストなんてなければいいのに。」誰でも一度はそう考えたことがあるだろう。しかし、テストがなくなると、どうなってしまうのだろう。
 私は、テストはあったほうがいいと思う。その理由は第一にテストがあると、計画的に勉強が出来るからだ。つい最近、普段だと、「復習だけで後はいいか。」と、人間だから思いたくなるのが普通である。しかし、いざテストとなると、「あ、あと一週間でテストだから問題集で復習しておこう。」と、計画的にできるうえに、時間が制限されているために、余計に緊張感がわくのだ。また、私は、中学生になって、さぼり癖が直ってきたような気がするのだ。それはなぜか?中学校とは、テストの塊であって、常にテストが続いているということが最近分かった。私の学校は二学期制のため、まだ楽な方だが、三学期制の学校に通う友達は、中間テストが終わったらすぐ期末テストで大変だという。しかし、その代わりに私の学校は豆テスト、確認テスト、プチテストなどなど、(先生によって呼び方は違うが・・・。)小さなテストが頻繁にある。そのために、毎回毎回復習する良い癖がついたのだ。
 また、第二の理由としては、点数があるため、自分がどのくらいの実力がついたかがすぐに分かるからだ。「今回の点数は七十五点だったか、次回はもう少し頑張ろう。」と、次回の目標にもなる。そのため、次はもっと上に、もっと上にと、どんどん上を目指すようになり、次第にやる気がでてくる。
 たしかに、テストの結果がすべてではない。しかし、点数があると、的ができてべんきょうもすすむし、自分の分からないところも分かるため、安心である。『悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。』という名言があるように、テストの良い面をうまく利用していくことが大切だと思う。この様に、テストとは、ご飯と一緒に食べるおかずのようなものなのだということが分かった。

   講評   tama

 テストに追われる中学生活では、テストから解放されたいと思うのも無理はないでしょう。しかし考えようによっては、テストはよいものだということですね。テストに合わせたスケジュールを組めば、計画的に勉強ができること、自分の実力がわかりやすいことなど、冷静に考えた意見をしっかりと述べることができました。
 小テストに向けてテスト勉強をすること自体が復習となり、自然に勉強する癖がついたのはよいことです。また、点数という目に見える形で成果がわかると、勉強にも張合いが出るというもの。うさちゃんは、テストをしっかりと活用できているようですね。
 そのほか、テストによって自分の弱点も見えてきます。テストが終わった直後に自分で答え合わせをして、間違ったところやわからなかったところを補強するといいようですよ。

【反対意見への理解】 点数だけにこだわるのではなく、テストの目的を理解し、よいところを最大限に活用することで、成績・実力アップにつながると思います。「ご飯とおかず」は、両方揃っているほうがバランスがいいものね(笑)。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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