国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストと鬼   いちご

 ついこの間、中学校生活始まって初の、前期中間テストが行われた。テストの教科は、国語・数学・理科・社会・英語の五科目だ。一日目は社会と国語の二科目を、二日目は数学と理科と英語の三科目をうけた。私はテストを行うことは良いことだと思う。            一つ目の理由は、テストを受けることで自分の学力がわかるからだ。テストを受けると、ほとんどの場合結果が自分の手元に戻ってくる。その結果を見てどう思うかは人それぞれだが、零点を取って、頭がいいと思い込む人はいないだろうし、満点を取って、自分はだめだぁと嘆く人もいないだろう。テストの点数は一点単位で細かくつけられるから、自分がどの程度のランクなのか、このままの状態で大丈夫なのか、色々考えることができるだろう。自分の学力が大体どの程度かは、学習する上で常に頭に入れておくことは大切だと思う。その力を見るのがテストだ。だから、学習する中で、テストを受けることはとても大切だと私は思う。 二つ目の理由は、テストを受けることで、自分の苦手な所がはっきりするからだ。例えば、数学の問題。計算問題、文章問題、知識理解問題の三つがでたとする。そこで、Uさんは知識理解問題をすべて間違えてしまった。するとどう考えてもUさんは、知識理解問題が苦手であることがわかる。このように、自分の苦手な所が分かればそのところを念入りに復習することが出来る。復習できるということは苦手を克服することも出来る。これはすべて、テストを受けたからこそ出来たことである。 確かに、テストの結果を親に見せたとき、嫌な思いをすることもある。私の家にも一種の鬼がいる(笑)。私がテストを見せたときの鬼の反応は非公開としておくが大変だった。容赦なく怒られたが、がんばって耐えた。このように、耐えれば何とかなるのだ。自分の苦手が直ることと比べれば怒られるなんてたいしたことではない。テストを受けると良いことが沢山あるのだから、嫌がらずに受けることが大切だと思う。

   講評   itoyu

 題名を読んで「鬼」がテストとどのような関わりがあるのかなと思いましたが、最終段落で「なるほど!」と納得しました。我が家にも、ときどき「鬼」が2匹ほど出現することがあります。 
 《1段落目》 作文の導入部分と、是非の主題「テストを行うことは良いことだ」を宣言できました。 
 《2段落目》 「テストを受けることで、自分の学力がわかるから」という1つ目の理由とその実例。テストは、1点単位の細かい数字で成績がつけられるので、わかりやすいし今後の学習の目標もたてやすいですね。 
 《3段落目》 「テストを受けることで、自分の苦手なところがはっきりする」という2つ目の理由とその実例。数学のテスト問題の種類を「計算問題」、「文章問題」、「知識理解問題」と3つに分けて説明したところがわかりやすかったです。 
 《4段落目》 反対意見がユニークで有里ちゃんらしさが表れていますね。意見のまとめ方も上手です。                
                           

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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