国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私はあらためて自分の部屋に(感)   かまむ

 このエッセイは、ももこさんが家庭訪問前に、部屋を急いで片付けたときのことが書かれている。前の晩に母親が片付けたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。日常とは違う、とってつけたような空気が充満していた。しかし一見きれいに見えるこの部屋も、机の引き出しの中は散らかっていた。所詮、茶番に過ぎないのだ。先生はももこさんの机の上を見て、「お、机の上もきれいになっているね。だけど、引き出しの中はどうかな」と言って引き出しを開けた。万事休す。もうおしまいである、という結末だ。(要約)
 私にもそんな経験がある。私の家には週に一回お客様が来る。その前に私と私の家族は家を大掃除する。でも時々間に合わない時がある。そんなとき母は余計な荷物を二階に持っていく。だから一階はとっても広いのだが二階はまるで物置のようだ。狭く、暑苦しい。だからお客さんが帰ると私と姉は二階に持っていってあげた荷物を全部下に持っておりる。一階は元の姿に変身する。今度は二階がすっきりする。(体験)
 この前見た映画でも似た話があった。母が本を出版したのでテレビ局の人が家に来ると言われた。あわてた母は家族にあわてて片付けさせた。子供が12人もいるのではかどるかと言うと、そうでもなかった。すべてのたんすの中に子供のおもちゃが全部入っており、もし開けるとおもちゃのシャワ−を受けるはめになってしまう。(笑)そして子供たちはけんかを始めてしまった。そして次第に親も巻き込まれた。そこにテレビ局の人が来た。でも家族はけんかをやめなかった。最後にテレビ局の人がテレビ局に「来ない方がいい。」と電話して帰っていってしまった。
人間はすぐに自然とものをためてしまう。片付けとはそのためた物をきちんと整理することだ。少しずつにしたらどんなに手間が省けるであろうか。
 時々急いでバーと片付けても片付けの効果は無い。すぐに元に戻ってしまう。片付けとは毎日の習慣にすることだ。言い換えると、片付けが嫌いな人は、持っている物は自分のものではないと供述しているようなものだ。




   講評   taimu

 こんにちは。初めてパソコンでおくってくれたにもかかわらず、「項目をカッコでいれる」ことまで完璧に仕上げることができましたね。すばらしい。

<構成>話の内容がよくわかるいい要約です。237字あるので(ワード等のソフトで文字カウントという機能があります。わからなかったら質問してくださいね。)150字〜200字くらいにしておくと文句なし。

<題材>お客様がいらっしゃる前に、あわてて掃除をするときの様子がくわしく書けましたね。「一階は元の姿に変身する」という描写がおもしろい。二つ目の映画の話もぴったりの内容でしたね。
×テレビ局の人が家に来ると言われた。→テレビ局の人に家に来ると言われた。

<表現>狭く暑苦しくなってしまった2階のお部屋を「まるで物置のようだ」とたとえることができましたね。

<主題>「片付けとは毎日の習慣にすることだ。」とまとめることができましたね。先生にとっては耳がいたくなる話(笑)「人間にとって片付けとは毎日の習慣にするべきものだ。」とキーワードもいれてまとめてみても力強いまとめになるね。

●人間はすぐに自然と……」の行頭を1マスあけてみよう。「時々急いで……」以降も、同じ段落にしてみてはどうかな。



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