国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   片付け   ポポン

 こまかい物を母が適当にこの引出しの中に入れたのだ。先生は「引き出しの中はどうかな」といって引き出しをあけた。ゴチャゴチャな引き出しの中を見た先生はプッと吹き出し、私と母はますます赤面した。
 私も、ももこさんと同じで、「片付けなさい。」ばっかり言われている。顔をあわせれば、「片付けなさい。」しか言わない。どうしても、片付けられない。というより、片付けられない性格なんだと思う。これは、お父さんに、似た。性格は、ほんとうにお父さんに似ていて、愛想がなくて、人見知りでしらっとしているらしい。弟とは、反対で、弟はニコニコしていてひょうきんだ。べつに弟みたいな、性格にしようとかは思わない。だって私は私、私が変わったら、私じゃなくなるから。
 私もなんでもかんでも机につめこんで、机の引き出しがあかなくなったことがある。その時はすっごくあせった。なんとかしてあけたら、すぐに、かたづけた。
 人間は、自分の思うように生きているから、人間なのかもしれないっと思った。

   講評   nane

 似た例から、お父さんに似ているという話に発展させたところがポポンさんらしい。自分の性格をよく考えているね。人間にはだれでも、向き不向きがある。それをうまく生かしていくことが大事なのだろうね。
 机の引き出しが開かなくなった話も面白い。そういうことはよくある。
 桜ももこさんの話を読むと、そういう性格が欠点ではなく、かえって微笑ましいものに思えてくる。
 自分の生き方に結び付けて大きく考えたところが高学年らしい。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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