創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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障害者の気持ち フェルナンド
ユージーンは、街のなかに障害者がいることで、ひとの流れが変わらない街だった。そして、障害者と自然にむきあう街だった。
障害を持つ人に手をさしのべるのはいいことだ。僕は小学校のときの授業で、車椅子や、アイマスクを使って学校を歩き回るということをした。そのときぼくは初めて車椅子にのった。すると、自分の思うように動かず、細い道なんかはとても通りにくい。アイマスクでは全然べつの世界になり、とても怖くなった。障害者は一生このように過ごしていかなければいけないのだ。
しかし、障害者が自分で出来ることは自分でさせ、見守ってあげるのもいい。僕はこんな経験をしたことがある。パズルをしていると、横から友達がきて次々にパズルをはめていった。このときかなり、ありがた迷惑だった。
本当に大切なことは、手をさしのべることでも、自分でさることでもない。一番大切なことは、「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。」という名言があるように、お互い人間であることを心がけることだ。
講評 kira
フェルナンドくん、こんにちは。要約をもう少しながめにしてもいいね。ローズマリーの言葉なども引用したいです。
手を差し伸べることの大切さのほうでは、自分の体験に基づいて、障害を持つ人の痛みを感じ取っています。だからこそ、できることはしていこうと考えるのですね。
見守ってあげることの大切さでも、実体験があげられました。こういった場合は、自分とは離れたものでも読書で得た体験などもつかっていくといいね。乙武さんの本や、ヘレンケラーの伝記などからは、経験を積み重ねる自由の大切さをひしひしと感じます。
さいごは、まず、両方の意見を認めたうえで「いちばん大切なこと」を考えるといいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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