国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   情報の消化吸収   サニー

   「情報の消化吸収」
            サニー
 僕は、日本の文化が、外国の言葉や文化などを受け入れて、それを消化吸収しながら独自の文化を築いてきたように、他人の良いところを自分なりに消化して吸収することが大切だと思う。
 その第一の理由は、他人のことをそのまま真似るだけでは、自分らしさがなくなってしまい、ただの猿真似になってしまうからだ。例えば、日本の代表的な料理の味噌汁も、もとは中国から味噌が伝来したことからである。それを、日本で生産し続けていくことによって、それが日本人になじんで、いつのまにか味噌汁という代表的な日本の食文化の一つにしてしまった。
 二つ目の理由は、自分に取り入れやすい情報にすると、覚えやすいし、忘れにくいからだ。僕は、歴史の年代や、理科や社会などの語彙を覚える時は、覚えるのが大変だが、人から聞いた覚えやすい方法で覚えることもある。例えば、これは塾の先生が教えてくれたものだが、
「コックリさんはしらけるからくだらない」
という覚え方がある。しかし、誰もこれだけでは解らないので、くずして、漢字に直してみると、
「高句麗さんは新羅る加羅、百済ない」
という風になる。これは、四世紀ごろの朝鮮半島の国の名前の覚え方だが、位置を時計回りにして覚えると良いそうだ。
 確かに、新しいものを純粋にそのまま受け入れた方が良いものもある。「日本人で、日本語が下手なら、その人が学んだ英語はそれ以下になる。」という言葉もあるように、ものを覚えるにも、基本は日本語なので、国語力はとても大事だ。だから、僕は、日本語を大切にしつつ、他国の文化や物事に目を向け、自分なりに吸収することは良いと思う。僕は、これからも、第三者の意見にも耳を傾けつつ、自分なりに物事を解釈していきたい。

   講評   komiko

 サニーくん、こんにちは! 清書の週にお休みされたのに、がんばって清書を仕上げてくれたのですね。

 意見文はなかなか難しいですが、サニーくんは自分の意見をしっかりと書ける力があるので安心して取り組んでください。段落ごとの展開にも慣れてきてくれて、この一ヶ月間、本当によく頑張ってくれました! 八月もがんばって自分らしい「体験実例」を書いていきましょうね。

 次は、8/5(火)になります。課題は「作曲に集中しているとき(感)」です。しっかりと長文を音読しておいてください。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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