低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   満足な豚より不満足なソクラテス   ブルーのインコ

誰にでも長所はある。おそらく、私の長所は好奇心旺盛なところだ。私の母と父の長所はお金を無駄遣いしないけれども、必要なものにはお金をかけるところだと思う。
 確かに長所を伸ばすということは大切だ。<<複数の意見>>私が得意な国語を伸ばすことによって、あまり得意でなかった算数の文章代の問題も簡単に解けるようになったのだ。ちょど、二年生の頃から私はとても本を読むようになり、それで、読解力がついて、算数の文章問題も簡単にとけるようになったのだろう。<<体験実例>>
 しかし、短所を直すことが大事だという考えもある。<<複数の意見>>前、私が日本の公立の学校に通っていた時、先生から苦手だった理科だけを勉強しなさいと言われたことがある。三年生の時に移ったカナダのインターナショナルスクールはとても長所を伸ばす学校だった。先生たちも、私の長所を誉めてくれ、長所をすごく伸ばしてくれた。もちろん、短所も直されたが、日本の公立の学校よりは全然長所を伸ばしてくれたと思う。
 私は長所を伸ばすのも、短所を直すのも、二つとも大切なことだと思う。しかし、一番大切なことは、昨日いた場所より今日の自分、未来の自分が前いた自分より前にいれば、それでよいのではないのだろうか。<<総合化の主題>>長所を伸ばしても、短所を伸ばしても、どちらでも良いが、ちゃんと前進していなければいけないのだ。いわゆる進歩が必要なのであろう。満足な豚より不満足なソクラテスだ。<<名言の引用>>

   講評   koni


意見文2の書き方をお勉強しました。

【第一段落:状況説明】 
 簡単に長所を説明できましたね。書き出しに一般論を書いたところもいい。「おそらく」という言葉を使ったところもいいね。ブルーのインコ君の性格が垣間見られて、好感がもてるよ。

【第二段落:一つ目の意見と実例】
 一つ目の意見をはっきり挙げて、体験実例を書くことができました。とてもよい実例です。分かりやすく説明できましたね。

【第三段落:二つ目の意見と実例】
 一つ目の意見を違う意見を挙げて、体験実例を書くことができました。ここの意見は、「短所を直すことが大事」ということだったね。結論の文も、それにあわせてまとめていこう。「短所を直すために、長所を利用するという考え方がよいと思う。」と一文足すと、ブルーのインコ君の言いたいことに近くなるかな。

【第四段落:総合化の主題(一番大事なことは何だろう?)】
 一番大事なことを考えてまとめることができました。「いわゆる」という言葉がいいね。最後の名言を入れたところもいい。その前に「長所と短所を自覚し、前に進み続けることが一番大事だと私は思う。」と入れると自分の意見として強く主張できるし、名言につながっていくよ。

いよいよ最終作となったね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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