国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   オリジナルについて改   GM

 一昔だったら誰も言わなかったあいさつをするようになったのは、海外との接触が飛躍的に増えた結果、Have a nice weekend(holiday)!のような、休みを前にしてのあちらの人々のあいさつ習慣を、日本人が進んで取り入れた結果、起こった言語表現上の変化なのである。人々は単に自分たちの言語に不足する語彙を補うために外国のことばを求めるだけでなく、底には異文化に対する憧れや自己顕示欲、そしてこの分化や言語への接近同化の願望といった、素朴な実用性の見地からだけでは説明のできない多くの要因がからんでいる。日本があらゆる点で静養の文化文明を取り入れたにもかかわらず、日本は結局雑種文明の国になることなく、世界に類例の少ない併存文化の国になったことである。ここでいう雑種文化とは、二つの異なった文化が融合して、第三の新しい文化が生まれる場合をさす。
 日本人はオリジナルが無いとよく言われることがあるらしいらしい。車やコンピュ−ター技術などだ。しかし僕は日本が真似ばかりしているとは思わない。なぜなら日本は、ある物を真似ではなく参考や見本にして改良を加えているからだ。車も精密機械もそうだ。もっと高性能にしたり長持ちするように作ったりする。その例は、飛行機だ。アメリカの戦闘機を日本が購入した。それを日本が改良を加えた結果、元々購入した戦闘機よりも高性能になってしまったのだ。
 確かに、昔の日本はまねばかりしていた。西洋の文化が伝わっていて、洋服を着るようにしたり、ダンス会場を造ったり洋食を食べたりもしていた。車や電車やフォーク、スプーンなどありとあらゆる物を外国からのアイデアを取り入れて造った。最初は、何でも西洋の真似をしていたらしい。現在よく使っているもので外国からまねしていない物はほとんどないという人もいる。このようなイメージが今も残っている。
 しかし、真似をすることはいいことだと思う。真似をしてそれを参考にしてよりよい物を創りだせるからだ。真似をすることがあるからこそ今の技術力があると思う。『自分の心のうちに持っていないものは何ひとつ自分の財産ではない』という明言があるように、単に真似をするのではなく自分でしっかり理解してから取り入れ、オリジナルの物を作るべきだ。

   講評   inoko

 GM君、こんにちは。毎日暑いですね。
8月1日は用事ができてしまったので、代わりの先生からお電話があります。申し訳ありません。よろしくお願いいたします。




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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