国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   バクバク食べる虫   のんちゃん

葉を食べるということは、ずいぶん効率の悪いことなのである。葉を食べるということは、栄養価の低いものを大事に摂取することを意味している。昆虫の生活は、まさにサイズと密接にかかわっているものなのである。
 私は、モンシロチョウを学校で飼ったことがある。三年の時だ。私のクラスでは、モンシロチョウのほかにオオムラサキも飼った。どちらかといえばオオムラサキのほうがモンシロチョウより人気があった。私たちは、モンシロチョウもオオムラサキも幼虫から飼っている。とくに幼虫は人気がない。なぜかというとモンシロチョウもオオムラサキも、まるでかいじゅうみたいにえさをバクバク食べるが、モンシロチョウの方がバクバク食べるからだ。他に、モンシロチョウは、食べた直後にふんをするから、ふんのしょまつをしなければならない。ふんは、とってもくさくて、へやじゅうプーンとにおいがただよう。だからみんな
「うえー。くさー。だれかしょまつして。」
と言う声が聞こえる。しかし、だれかがやらないといけないということだ。みんな
「バクバク食べないでよね。」
ともんくをいっている。
 食べることは人間も同じだ。私はこのごろよく食べる。とくに好きなのは、和食のおぜんだ。小さいころは、ハンバーグやお子さまランチが好きだった。母の好きな食べ物は、イタリアンだ。私は、きらいだった食べ物もだんだん大きくなるにつれて食べれるようにもなってきた。例えばナスビだ。私は、四年の時、合宿で高知県に行った。そこで、高知県の名物のナスがでてきた。ただのナスではなく、ビニールハウスで作った高知特製のナスだそうだ。ナスは、お好み焼きとしてでてきた。お好み焼きに、まるごと、ぶっつりきったナスがのっていたのではじめは、友達と
「これたべれるのかなあ。ねえ、お好み焼きとナスってあうの?」
「さあ?」
と話しながら、一口パクッと食べた。とってもおいしくお好み焼きとナスもいがいとあう。私は、はじめてナスを食べてとてもうれしかった。今では、大好物だ。
 私は人間も虫も生きるためには、食べるということは同じなんだなあということが分かった。食べる物はちがうけど、たぶん、虫もおいしいなあと味わって食べているんだろうと思った。
 

   講評   kiri



 こんにちは。夏休み中だったけど、今月もきちんと清書ができました。

 休みの間はたくさん時間があるのでいろいろな本を読んでみてね。8月もがんばりましょう。

               


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