国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   伝統   いほめ

 人間は他の人間と自由にまじわることが、まじわる相手を自由にえらぶことができる。しかし、血縁の関係、とりわけ親子の関係は例外だ。ついこのあいだまでは特殊関係として親子の関係は生きつづけ、ごく自然なものとして誰もが受けいれていた。しかし、現代では親子のあいだには、あきらかに、深い溝がうまれてきている。子は親の「複製品」だったのに対し、乳児経験の段階から、大きな落差がつくられているのだ。私たちは社会の変化を受け入れ、新しい親子関係をつくっていくべきだ。
 第一の理由として、いつまでたっても進歩がないからだ。嫌だからといって、変化を受け入れずにいたとしたらどうなるだろうか。今は、発達のため、いろいろなところから情報が入る。パソコンやテレビで調べる、電話で人から情報を得る、しかもどこででも話すことのできる携帯もある。それをなしに生きていく事は出来ても、それはとても不便だと思う。進歩を受け入れ、それに協力することはいいことだと思う。
 第二の理由として、良いものはよりよく、不便なものは改良されていくからだ。例えば、今の一般的な自動車から、電気自動車へと、自動車の開発は進んでいる。地球に良く、使いやすいものへと変わりつつある。もし、周りが電気自動車ばかりなのに、自分だけが昔のままのものを使っていたとすると、不便なだけでなく、地球にも悪いという事になる。そういうことを考えれば、昔のものにこだわらず、新しいものを使っていく事もいいことだと思う。
 確かに、昔のように親子が同じことを伝えていく方が、安定はある。『夢があるから行動するのではなく、行動するから夢が生まれる。』という名言があるように、伝統を大切にする反面、新しいものをとり入れる事が大切だと思う。

   講評   nane

 今日は、時間内にしっかり最後まで書き上げたね。この調子。
 第一の理由の「進歩がある」というところを説明として書くだけでなく、自分で実際に体験したことを入れていくと、更に長く書きやすくなる。
 同じく、第二の理由の「電気自動車」も、インターネットでデータを調べていくと長く書ける。
 それから、結びの意見を書いたあと、「例えば……」ともう一度具体的な説明を入れると長くなる。
 このように、いろいろ工夫して、試験のときは字数の確保をがんばっていこう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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