創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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痛みというのは…… あまぐり
「いててててて」(書き出しの工夫)
僕の首に激痛が走った。その事件が起きた時は幼稚園の時だ。ラグビーをしている時に中学生にタックルしてしまったのだ。
その日はいつものようにラグビーの練習に取り掛かっていた。その時は何も異変を感じなかった。ボールのパス練習やタックルの練習をしていた。いつものように汗を流し、疲れていた。異変が起きたのは午後1時を回った時だ。ちょうど僕達が試合をするときだ。
「お願いします。」
両チーム挨拶をし、僕のその後の人生を大きく揺さぶる試合が始まった。その試合は順長に進んでいった。後半残り10分だった。僕のチームが負けているときだった。ちょうどその時僕にボールが回ってきた。僕はこのチームを逆転させようと思って無我夢中にコートを走った。目の前には中学生がまるで、警備員のようにゴールを守っている。僕はその中学生をよけようとした。中学生もすばやく僕についてくる。僕はタックルしておい抜こうと思った。ゴン!中学生に頭からタックルした。その時首に異変を感じた。その試合をしているときはあまり痛くなかったが試合が終わったら首に痛みが縦横無尽にかけめぐる。僕はラグビーボールを枕にして横になった。幼稚園の時は首が痛くなってもどうってことないだろうと思っていた。だが母が僕の異変に気づき病院に急いだ。結果はその日から3週間入院、それは僕にとって大きなショックだった。一見ケガが軽そうに思えるが、その年から1年に1度は首が痛くなってしまうのだ。今年は今までで1番ショックを受けた。僕はラグビーを習っているときにはには水泳も習っていた。それが今年、水泳の全国大会に出場できそうなタイムを持っていた。僕の首に痛みが走ったのは7月3日だった。全国大会の予選には出場できるタイムだった。その予選は7月の中旬と7月の終わりに2回あったのだが首のせいで出られなくなってしまったのだ。僕は予選の日でよいタイムを出すために練習を積み重ねてきたが水の泡になってしまった。僕は大きな大きなショックを一瞬にして受けた。だがもしも痛みというのがなかったら僕の場合神経が麻痺して死んでしまうか、寝たきりの状態になっているだろう。(体験実例)
痛みというのは人間に危険を知らせてくれる重要な役割を持っているんだととわかった。
講評 nane
今日の作文は、盛り上がりのある文章だったね。
特に、タックルされるときの場面は、現在形などを使いながら臨場感のある書き方になっている。
「警備員のように」というたとえも面白い。
しかし、首のねんざ(かなあ)は、かなり重傷だったんだね。入院するぐらいだったとは、お母さんも驚いたでしょう。
でも、それぐらいで済んでよかったと言えば言える。
もし、痛みを感じなかったら、そのままもっとひどくなっていた可能性もあるからね。
途中の文章がやや長くつながっているので、段落を分けるといいかな。
字数は、とても長く書けた。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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