国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然の不思議な力   クララ

  作曲に集中しているとき、不意に、音楽というものが、自分の知力や感覚では、捉えようもない(神秘的な)ものに思われることがある。作曲は音と人間との協同作業(コラボレーション)だと思うから、作曲家は音に傲慢であってはならないだろう。古川町の春の祭りに鳴らされる太鼓の深い響きは、威儀を正した古老のような人格を具えているように感じられる。あの響きの中から聞きとれるものを、少しでも多く聴き出せたらいいのだが、それにはまだ訓練が足りないようだ。(要約)私は作者に賛成する。(是非の主題)
  私が作者に賛成する一つ目の理由は自然には人工的なものにはないものがある。例は光だ。家の光で植物を育てるより、自然の光で育てる方が植物にも良いし、早く育つ。(複数の理由一)私が三年生のときひまわりを育てた。(アメリカ)私のクラスは他のクラスより遅く始めた。でも、いつのまにか私たちのひまわりの方が背が高かったし、もっと健康だった。なぜかというと私たちは自然の光を使って、人工的につくられた光を使わなかったからだ。自然の光には魔法の力が混じっている。(体験実例)
  私が作者に賛成する二つ目の理由は自然と語り合うことによってより良いものが作り上げられるからだ。(複数の理由二)私はずっと前、お父さんとゴルフをしにいった。そのとき私は思った。どうやってゴルフというスポーツが出来たのだろう。私の推理では、ずっと昔に子ども達が遊んでいた草原に穴があいていた。そこで、子ども達はボールをその穴の中に入れてみようとした。そこで、自然と語り合って、棒を使ってボールを穴の中に落とそうというゲームがつくり上がったのだと思う。(体験実例)
  確かに作者と賛成しない理由も分かる。だって、芸術品を作るにも、人間の異議的な努力も必要だからだ。それでも私は自然と語り合うことは良いことだと思う。自然に頼りすぎるのは良くない。しかし、全然頼らないのもよくない。(ユーモア表現)自分の意志も入れながら、自然と語り合うのは良いことだ。(是非の主題)

   講評   yasu

 クララさん、今週のも全体の流れはばっちりですよ。自然と語り合うことの良さを、筋道立てて述べることができました。

 ひとつめの、理由と実例、いいですね。同じ光でも、蛍光灯の光じゃ植物はうまく育たない。自然な太陽の光には、クララさんの言うように「魔法の力」が備わっているのかもしれません。

 ふたつめの実例なのですが、ゴルフについて先生も調べてみました。すると、こんなことが書いてありました。

「スコットランドで羊飼いの少年が杖で小石を打って穴に入れて遊んでいたのがゴルフの起源という説が有力です。」
 他にもいろんな説があって、はっきりとはわからないそうですが、クララさんの考えたことはかなり当たっているかもしれませんね!

 あとこのあとに、ゴルフで自然と触れあったことの感想も書くといいですよ。クララさんは、「自然と語り合うことによってよりよいものが作り上げられる」と書いてくれました。このことを証明するエピソードが欲しいのです。ゴルフで自然と語りあうことによって、クララさんは何を得ましたか? そのことを思い出して書いてみましょう。

 あと、締めくくりはいいですね。きちんと自分の意見を述べてくれました。終わりから3行目の「異議的」は「意識的」かな? ここだけ、ちょっと直しておいてくださいね。
                      

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