創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ムシャムシャモグモグ オーラリー
あれは、小学三年生の頃だったと思うが、手作りの虫かごの中で、アオムシがキャベツの葉をすさまじい勢いで食べながら、ポトリポトリと緑色のまるい大きな糞を落としていくのを、感心しながらながめていた記憶がある。昆虫の成功の秘訣は、大量にありながらほかの動物たちがあまり手をつけなかった葉っぱという植物に目をつけたところにある。
昆虫の生活は、まさにサイズと密接にかかわっているものなのである。
わたしの学校でも三年生の春になると蝶の飼育をする。アオムシがキャベツの葉の上で、まるくなって寝ていた。あれだけ授業中キャベツを食べてりゃ眠くもなるさと同情しながらもため息をついた。寝ている姿を観察しているとおしりにとてつもなく大きな糞をくっつけていたのだ。次の日見てみると、もっと糞が大きくなっていたのだ。すごい幼虫だなっと感心した。その幼虫はとっても大きいモンシロチョウになった。理科の先生もびっくりしていた。わたしは理科の先生にほめられ有頂天になった。出来るだけしんせんなキャベツをたくさん食べさせたのが良かったのかなとみんなで言いながら放した。
最近の話だがツマグロヒョウモンを、家で、飼育した。じつは、母が、勝手に飼育していた。ビオラの花にくっついていた何かを飼っていたのだ。{ビオラの葉をたべていた。}しかも二匹も。ある日、学校からかえってきたら、母が玄関の外に座っていた。近づくと、一匹、さなぎなっていてもう一匹は、幼虫で鉢の上で回っていた。母が
「わりばしにのせて、家の中で飼いたい。」
と言うので割り箸をおいといて待っていたら割り箸に気がついたらしい。だが他の方向に行ってしまい、待ちきれなくなってわりばしでつんつんつついてわりばしにのせた。それから二日後さなぎになり、その一週間後成虫になった。
生物は、効率よく動くために、身体や、動作にあった食べるものを食べるということが分かった。
講評 kaki
先生の家で育てているアゲハも無事、チョウになってくれるといいなぁ。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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