国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自信を持って   アップル

人間は理由のない不安や恐怖から憶病になっている。その恐怖には二つあって、一つは対象のない恐怖、もう一つは、心の中に描いているさまざまの危険をはかるに凌がする恐怖である。友達を作るためには自分に劣等感を持たないことと温かい空気を持つことが、大切だ。友達ができないという理由の中で、一番大きいものは、この劣等感、もしくは、この憶病さではないかと思われる。私は、自分に自信を持つことは大切だと思う。
 『複数の理由一・複数の理由二』第一の理由は、劣等感を持っていると他人を不快にするからだ。『体験実例』あれもやだ、これもやだといっている人はみんなからさけられると思う。また、そんな子と友達になりたくない。私の友達は、みんな劣等感を持っていない。たとえそれを持っていたとしても、人前ではほとんど出さないから、とても楽しく過ごせる。もし弱音をはいたって、みんなで助け合えばすごく気分がいい。
 第二の理由は、自信の中から、他人に与えることのできるあたたかさが生まれるからだ。私は、とにかく自信を持つことは大切だと思う。父と母と弟と私で川に遊びに行ったとき、大きな岩があって、そこから弟と私で飛びこもう!ということで飛びこもうとした瞬間、足がガクガクして言うことを聞かなかった。でもがんばろうと思って、思いっきりジャンプした。そして顔をあげたら、父と母の温かい笑顔が待っていた。私はとてもうれしくなって、もう一回飛びこんだ。
 『反対意見』確かに、自分の力を過信して尊大な態度になるのはよくない。だが、『名言の引用』「他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重できなければならない。」という名言もあるように、私たちは、自分に自信を持ち信念を持った生き方をすることで、よい人間関係を築いていけるはずだ。

   講評   tama

 いつも明るく前向きなアップルちゃんらしく、「自分に自信を持つことは大切だ」という意見を展開することができました。「他人を不快にする劣等感」を表に出す人とは、やはり友だちになりたくないですね。いつも悲観的なことを言ったり、浮かない表情をしていては、よい人間関係を築くことが難しくなります。「弱音を吐いたって、みんなで助け合えば…」というところは、アップルちゃんの持ち味がよく表れた一文だと思います。
 逆に、自信にみなぎる表情は、人を引き付ける魅力がありますね。「自分はできるんだ」という思いがあれば、できない人に親切に教えてあげたり、優しくなれるのだと思います。第三段落の実例は、心が温まります。アップルちゃんのご両親には、「他人に与えることのできるあたたかさ」を持っていらっしゃるということになりますね。「これは、私に自信を与える出来事となった。今後私も、人に対しても同じようにできると思う」など、この体験を通して思ったことを書いておくといいでしょう。
 これからも、輝く笑顔と、優しさを忘れずにいてくださいね。





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