低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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吉川のパスは(感) 黒魔女さん
吉川のチームは、秋の都大会でおしくも準優勝だった。今年こそは優勝を、と団結を強めていたのだが、「夏の練習に参加すれば受験勉強ができなくなる」という理由で、宗介はコーチの浅野に退部を申し出た。右ウイングの自分が抜けても、実力にはほとんど差のない二年生の補欠を補充すれば、チーム全体の力は落ちないと思っていた。しかし、受験勉強を理由に、他の三年生のレギュラーたちもが翌日から次々に退部を申し出るようになってしまい、残った三年生のレギュラーは吉川一人になってしまった。ある日、宗介はユニフォーム姿の吉川に呼び止められた。吉川は、板前になっておふくろの店手伝う前にサッカーで花咲かしてみたい、と言い、下を向いたままいつの間にか泣いていた。だが、「悪いな」宗介はそれ以上言えなかった。(要約)宗介のように他人に流されず、自分の信念を貫き通すことは良いことだ。
その第一の理由は、他人に流され、自分で決めたことをやらずにいると、後悔し続けてしまうからだ。私もそんな体験を山ほどしてきた。例えば友達と遊園地に行ったときの話。
私はかなりのジェットコースター好きで、長島スパーランドでいうと「スチールドラゴン2000」が大好き。しかし、友達は「怖くて乗れない」という人が多く私も乗ることができなかった。正午。お昼ご飯を食べるためにレストランに行った。とっても食べたいものを頼もうとしたけれど、自分以外の人がみな同じものを頼んでいた。なので、私もなんとなく同じものにしてしまったのだ。家に帰って今日一日を振り返ると、私はとっても後悔していた。他人に流され、後悔してしまったのだ。(体験実例)
また、第二の理由としては、先ほどの私のように他人に合わせてばかりいると、自分が見えなくなってしまうからだ。他人と同じことばかりしていても、自分のなんの得にもならない。自分は自分なのだから、他人に振り回されず、自分らしく生きることがとても大切なことなのだ。
確かに他人と協調することも大切なことだ。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、自分の意志をしっかり持ち、他人に何を言われようと、それを貫き通さなくてはならない。
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