創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   外国のマナー   バービー

 国際人とはいったいどんな人間の事なのか、分かっているようで分かりにくい。単に外国へ何度も言った事があるとか、西洋のマナーを身につけているとか、外国で知名度が高いなどという事ではない様な気がする。また、外国語に堪能であるという事でも国際人とは呼べないだろう。アメリカの大学初年生を日本の学生と比べてみると、アメリカがの方が知識量でははるかに劣っている。びっくりするほど無知と言ってもよい。しかし論理的に考え表現し行動する事にかけては、彼らは十分な訓練を受けてるから、精神的には成熟していて、論争になったりした場合には日本人学生はとても太刀打ち出来ない。一見アメリカの学校は生徒を自由に遊ばせているだけのように見えるが、そういった訓練はきちんとなされている。このような観点から、国語教育を充実させることが第一と思われる。洞察力に恵まれた日本人にとって意思の疎通に言葉を必要としないことはしばしばある。しかし、我々が国際人として生きようとする限り、論理的言葉から逃れられない事は明らかに思われる。《構成》
 私はこの話を読んで似ているなぁと思ったところは、人前でよく発表したりする事だ。
 私は、実際にこういう体験をした事がある。《題材》どうしてかというと、私は海外ではインターに通い、夏休みには日本に一時帰国して学校に通っているからだ。日本の学校では、正直に言うと結構目立っていて、自分の意見もきちんといえてたが、インターにもどると、目立たない方で逆に静かなキャラクターだと思われるのだ。それは、私よりも元気で目立っている子がいるからだ。『バーゲンで姿元気』《表現》
 私は以前、何回も経験している事がある。でも、それは私にはちょっとむずかしいのだ。それは、人前で発表する事だ。私はインターでよくクラスの前で発表する事があるのだ。しかし、私にとっては苦手な事なのである。どうしてかというと自分の番に近い時、自分の番になった時はすごくきんちょうしてあがってしまうのだ。なので、今度は積極的に自分の方から手を挙げたいと思う。そうすればきんちょう感もな無くなり、自分から積極的に意見を述べる練習になるからだ。もし、これを実行できたら周りの人も『バービーちゃんってあんなにハキハキいう子だったっけ?』と思われて自分でもまるで別人のように生まれ変われる事が出来ると思う。《表現》そしたら、一石二鳥だ。
 私はこの話を読んでびっくりした所は、ほとんど私の経験している事が多いからです。私は海外も日本も良い所があるという事が分かった。《主題》

   講評   takeko

真の国際人とは、論理的に話せる人のことで、そのためには国語教育が必要だ、という文でしたね。
「要約」いい場所をぬいていて、長文の内容を理解していることがよくわかります。ただ、全体のバランスとしては、体験実例より長くなってしまっているので、もう少し短くしましょう。「アメリカの大学初年生を日本の学生と比べてみると、」から「国語教育を充実させることが第一と思われる。」までばっさり省くことができます。芯になる部分だけで、日本人が国際人になるために必要なことがわかります。
「体験実例」「にた話」として、「人前でよく発表したりする事だ」は、だれが発表するのかかわからないので、入れておきましょう。日本の学校とインター校との違いはおもしろいですね。「私は以前、何回も経験していることは」のあとの文は、同じことのくりかえしや、つながりがわかりにくくなっています。もう少し整理して、「私はインター(校とつけて)で、よくクラスの前で発表することがある。何回も経験したことなのだが、私にとっては難しく、苦手な事だ」とします。「なので」は「だから」と書きかえます。そのあと、「自分の方から手を挙げたい」から「まるで別人のように」というたとえまでは、じょうずな文です!「そしたら」は「そうしたら」になります。「一石二鳥」はなにとなにで「一石二鳥」ですか?
「わかったこと」で、「ですます」になってしまっています。「びっくりした所は・・・多いからです」というはじめとむすびも合っていないことと、体験実例からわかったことをむすびつけるために、「このように、日本人とアメリカ人の違うところは、私も経験していることなので、おどろいた。しかし、海外も日本も・・・」とします。

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