創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   常識の違い   さくら

調査してみると、日本はすっかり欧米化しているようだった。日本人の食生活の洋風化はきわだっており、インスタントコーヒー、粉末スープなどの市場がすくすくと成長していた。和菓子がおとろえ、洋菓子に人気が集まっていた。洋菓子の売り上げ全体の一割でも獲得できれば、利益はじゅうぶん得られる。しかし日本の食文化におけるお米はとても重要だ。食生活が欧米化したといっても、一日のうちでいちばん大事な夕食が、いまだにお米中心であるということは、最近の厚生省の調査でも明らかだ。だからその大切な御飯を炊く電気釜で香料のバニラやチョコレートが入ったケーキミックスをいれるのは嫌だったのだろう。人間の心理はそんなに簡単なものではない。
 私達日本人にとって外国人の行動で、不思議に思うことがある。例えばアメリカ人が家に土足ではいることだ。日本ではそのようなことはありえない。だから下駄箱がある。これは社会科の授業で習ったことだが、木には針葉樹と広葉樹の二種類に分けられている。その二種類のうち日本人には針葉樹のほうが好まれて、アメリカ人には広葉樹が好まれるそうだ。それは針葉樹のきはやわらかく、くつをはかずに生活する日本人にとってらくだからで、逆に広葉樹は木が硬く靴を履いて生活するアメリカ人にとって良いそうだ。それぞれの文化によって、色々なことが違うのだな、と思った。
 もう一つの疑問。インド人はカレーなどの食べ物を手で食べることがある。しかし日本人はサンドウィッチなどは手で食べるがその他のカレーやサラダ類はお箸やスプーンを使って食べる。」でもインド人から見て、日本人の主食である御飯をお箸というものを使って食べるということは不思議な事なのであろう。
 人間は自分の思っていること常識があたりまえだと思ってしまう。しかしそれは国や地域によって、それぞれ違うということがわかった。例えば日本のように右側通行の国とアメリカ合衆国のように左側通行の国がある、ということだ。

   講評   nane

 読解問題は、よくできたね。
 ボリュームが多いから、読むだけでも大変だったでしょう。
 これぐらいできれば、集中力があることがよくわかる。
 来週は作文テスト。書くスピードを上げて、字数もできるだけ長く書いていこう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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