国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
人生のいたさ オーラリー
「ゴーン・・ギャー。」
いったーい。今、二階にプールバックを取りに行こうとして階段をドタバタかけ上がっていた。ところが足元を良く見なかったために、一段ふみはずしてしまった。階段を最後まで上りきってから足を見た。左足のべんけいの泣き所の皮が七センチメートルくらいはがれていた。さすがべんけいの泣き所と言われることもあって死ぬのではないかと思うぐらい痛かった。
体の痛みもあるが心の痛みもある。私のじゅくの同級生にKという言葉の選たく肢の少ないやつがいる。いつも他人に
「死ね。カス。マヌケ。アホ。消えろ。お前みたいな人間なんかこの世にいなくてもいいんだよ。デブ。ドジ。ジジイ。ババア(小さい子に向かって)。」
などと言う。いつも先生におこられているけれどなかなかやめない。好きな先生に(こわい先生にも)しかられるとすぐに他人のせいにする。わたしはほとんど毎日のようにののしり言葉を言われる。そのたびに心が痛かった。わたしは意外と冷静を保てているがブチ切れてしまうことがある。わたしのブチ切れ方は授業が終わった後、だれもいない場所で床をガンガンけるやり方だ。あまりにもおこったので先生に言ったら、わたしが思ったよりもおこってくれたので女子のみんなで笑っていた。それ以来、Kは女子にたくさんののしるのをやらなくなった。(いまでもちょっぴりやっているけどね。)
最近、世界中で地しんが多い。日本でもたくさんあった。被災者の顔を見ると悲しそうな暗そうな感じが伝わった。まるで、死人がのりうつったように。そんな人の顔を見るたびに心がきゅんとせつなくなる。わたしは世界が幸せになればいいと思っている。その日がいつか必ず来てほしい。
わたしは人生においていつか必ず痛いことがあると思う。それをのりこえることが大切なことだとわかった。
講評 kaki
夏休みの宿題を早めにすませるなんて、えらいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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