創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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おにぎりアチチ! ピカ
「アヂ!」
私がごはんをグワッとつかんだ時のさけび声です。今から、私はおにぎりを作るのですが、やる気まんまんだったので何も考えず、ごはんをつかんでしまったのです。
「あ〜熱かった。やけどしたかと思った。」
私は、あ〜もう、せっかく調子よくにぎろうと思っていたのにぃ〜、最初っから失敗して
ちゃダメじゃんか!と自分で自分におこりました。
さて、次はお父さんの話です。お父さんが、おにぎりを作ろうとした時、お母さんが
「ごはん、たき立てでめっちゃ熱いからつかまれへんで。」
と教えてくれたのに、お父さんは、
「オレの手の皮はぶあついからいける!」
と意味がハテナなことを言いました。私は、にぎれないだろうなぁ・・・とお父さんの手を見ながらボンヤリ思っていました。すると、
「あつい!」
まるでかいじゅうみたいな大きな声が、私の耳の中にひびきました。私はお父さんが落としたおにぎりを見て、お母さんといっしょに
「あ〜あ。」
とちょっとだけ笑いながら言いました。私は思ったとおりだと思いました。(こんな話を後悔先に立たずといいます。)
次は、お母さんの話です。お母さんは、子どものころ、おにぎりを作りました。最初は、
「アチチ、アチチ・・・。」
とポンッポンッとかた手にわたすだけだったのにそのうち、投げることにむ中になってしまったのです。そして、バーン!とおにぎりを天井にぶつけてしまったそうです。すると、お母さんのお母さんが
「米っていう漢字バラバラにしてみ。」
とお母さんを見て言いました。お母さんは、さっぱり意味がわからなかったので、
「・・・・・・。」
とだまって何もしませんでした。かわりにお母さんのお母さんが書きました。紙を見てみると八十八と書いてあります。
「なっ、お米はお百しょうさんが八十八の手間かけて作ってんで。それやのにお米をおもちゃにしてっ!」
とお母さんはすごくおこられてしまいました。私は、お母さんでも、そんなことするんだとびっくりしました。それにしても、みんな給食でごはんつぶ残してるなぁ。う〜〜ん、みんなが悪い人みたいに思えました。
私はお米が好きです!とくに自分の作ったおにぎりが!私はとっても小さいおにぎりしかにぎれないけど、自分ではなっとくしているおにぎりです。私は、これからも、小さいけどおいしい桃花とくせいおにぎりを作っていく気です。
講評 kaki
おばあちゃんのお話をつけくわえたのね。とってもよくなりました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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