創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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やさしい心 いちご
「井戸のことは、もうお願いしません。」「どんな井戸でも掘りなさい。」海蔵さんは、思いがけない言葉をきいて、返事のしようもありませんでした。だが、死ぬまえに、この一人の欲ばりの老人が、よい心になったのは、海蔵さんにもうれしいことでありました。この話を読んで私が一番よかったと思ったところは、海蔵さんが正直にあやまったことから、老人の心が動かされた事です。
私の両親にもにた話があります。両親がけんかをした日は、一日中仲が悪かったのですが、次の日、父から母へメールが来ていました。メールには「きのうはごめんね。仲良くなろう。」と書いてあったのです。その事から、二人はまた仲良くなりました。その時の母の気持ちは、あやまってもらってうれしい気持ちに変わったと思います。
もし、私が海蔵さんだったら、悪い心になったまま井戸をほっていたと思います。なぜなら、自分が死なないなら、老人は死んだっていいからです。自分の命が一番大切だからです。けれども、海蔵さんは正直にあやまっていてえらいな、と思いました。
悪いことをした時にあやまるのは少しきんちょうするけれど、相手とまた仲良くなるので、あやまるのはとても大切なのだな、と思います。
私はこの話を読んで、悪いことをしてしまったらそのまま放っておくのではなく、素直にあやまるのが一番だな、と思いました。みなさんもけんかをした時はすぐにあやまった方がまた仲良しになれると思います。海蔵さんは正直に老人にあやまったので、まるで天使のような人だと思いました。
講評 kako
こんにちは、いちごちゃん。お清書が書けましたね。夏休みも、おわってしまいましたね。来月からは、きっと学校行事がたくさんあるのではないですか。愉しみですね。九月一週目は進級試験です。合格できるように、いっしょにがんばりましょうね!
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