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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   もう一つの体験は(清書)   ゼニガメ兵

 もう一つの体験は、彼の目の前で起きたイスラーム教徒の殺人であった。センが住んでいた地域一帯でヒンドゥー教徒とイスラーム教徒の暴力的な抵抗が激化している中、イスラーム教徒の日雇い労働者だったその男は仕事をなくし、家にあった食べ物も底をつき、家族は飢えていた。ここでもまた「出来事」はそれだけで十分に悲惨だ。しかし単なる悲劇ということをこえて、同じ暴力的抗争という事態の中で、なぜイスラーム教徒だけが仕事を失うことになったのか、なぜ彼が危険を冒さなければならないような状況に陥ったのかということを考えれば、たとえ暴力的抗争という特別な事態でなくても、日頃からイスラーム教徒がヒンドゥー教徒に比べて不安定な職にしか就いておらず、何かあれば職を失いやすいような境遇にあったという社会的状況が見えてきただろう。今の世の中はまだまだとても残酷な法律や不平等によって世界の平等は夢のままとなっている。その問題を解決するための方法は二つある。
 方法一つ目、疑い深く感じる自分の考えを直すことだ。自分でも感じるのは、初めて会った人なのに、何か胡散臭く感じる事がほとんど。解決策はまず相手の様子を見てみること、それだけ。要は見ただけで疑いだす事だけはしないようにという意味。疑うということは人によっては心に傷をつけてしまう事があるから、これからの人生で治していきたい課題だ。<複数の方法A>
 方法二つ目、国際理解を進める為に情報の普及を図る事だ(引用)。そういえばアメリカのアニメは、「相手よりも強い力」や「敵を一方的に見てしまう」という事が多い。例えるとしたらミュータントタートルズぐらい。本題に戻ろう。日本ではもめ事になると、「何があったの?」と聞かれても何が原因がわからないくらい言い争い続ける。返事が返ってくるとしたら「お前は引っ込め!!」ぐらい。なぜこのような原因になったのかは本人しか知らないのに、わからないままと化してしまう。そんなんじゃあまったく意味がない。僕が言いたいのは、原因をきちんと話さないと手も足も出せないという事。<複数の方法B>
 確かに法的な平等を確保していくことも大切だ。しかし、僕たちは文化的なものから来る無意識の差異を乗り越えて、真の平等な世界をつくっていくべきだ。「取らぬ狸の皮算用」ということわざのように、平等な世界にするという事だけでは、まったく意味が無い。そのためにまずどうやって平等な世界を作るかを考えなくてはいけないと僕は思う。

   講評   iyu


 清書がんばりましたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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