国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   リピート   カンテーレ

 おもしろく本を読むには、どうすればよいのだろうか。ぼくは、四年生の時に『DIVE!!』という小説を読んだ。読む前は飛び込みについてだけの話と思っていたが、いきなり友達関係のことから始まって書いてある意味もわからなかったので「なーんだ。」と思って十ページも読まなかった。あと十ページほど読めばおもしろかったかもしれない。 
でも、五年生になってもう一度読んでみると今度はたまらないほどおもしろくてあっという間に読み終わってしまった。映画も観に行ったほどだ。一年経つだけでこんなにちがうのかと思った。特に主人公がいろいろなのものを捨てて、全てを飛び込みに賭けたところが感動した。なぜならぼくもサッカーをしているが、そこまでたくさんのものをサッカーのぎせいにしてはいないからだ。『DIVE!!』は四年生のぼくにはねこに小判だったというわけだ。
 母さんは昔、『星の王子様』という本を日本語版で読んだ。その時はつまらなかったのに、英訳の方を読むと、日本語で「幸せになってね」という台詞が「Try to be happy」と書いてあった。幸せというのは自分で”try”してなるのだな…と改めて考えさせられた。そのせいで本の意味が深く思えてきたそうだ。
 人間にとって本とは、何度も読んでやっと本当におもしろいものになるのだと思う。それは、意味がわかるようになったり、英語で読めるようになったりと、人それぞれだ。だが、逆に時が経ち過ぎれば、子どもじみていると思いおもしろくなくなる本もあるのかもしれない。何度も同じ本を読んで書いてある意味がわかった時、本当のおもしろさがわかると思う。

   講評   hira

いいたいことが、題名も改訂しているようによりはっきり伝えられることができています。何度も読み返し、そのたびに発見のある本に出会っていきたいですね。

※9月より元の時間と言うことで確認しました。

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